柴田 曜さん

あずさ監査法人 勤務

1 . プロフィールをお聞かせ下さい。

2013年度入学の柴田曜です。私は2007年に大学卒業後、あずさ監査法人に入所しました。現在は、公認会計士として主に上場企業の会計監査業務に従事するほか、M&Aにおける財務デュー・デリジェンスサービスなど、会計知識を軸にしたコンサルティング業務に携わっております。

神戸大学の入学後は、チャレンジングな日々が続いていますが、業務経験豊富なクラスメイトに助けてもらっています。またプライベートでも2歳と0歳の2人の子供がおり、家族に支えられてのMBA生活です。

2 .なぜ神戸大学のMBAを選択されましたか?

会社の先輩に紹介してもらい、三矢教授の授業を聴講させて頂いたことがきっかけで、神戸大学に進学しました。そこでは、先輩方がそれぞれの職場で抱えておられるリアルな課題をぶつけ合っておられ、迫力のある授業が展開されていました。この聴講で土曜日だけで履修できる神戸大学のカリキュラムの魅力も改めて理解できました。

つまり、キャリアを継続できるため、土曜日に学んだことを直ぐに職場に活かし、また職場での新たな課題を学業に活かすことができるため、座学を超えた深い学習効果を享受できると感じました。

3 .MBAに在籍されて、今現在の1週間のスケジュールを教えて下さい。

どの授業もとても新鮮です。私は、可能な限りすべてのカリキュラムに参加することを目標にしています。講義は主に土曜日(現在は終日)にあり、生活の起点が土曜日となります。日曜日や祝日は、本来は学業に専念すべきですが、なるべく家族との時間をとるように心掛けています。 平日は、翌週の講義の準備にかなりの時間を割いています。ときには、クラスメイトと会食をしたり、プロジェクトチームで打ち合わせをしたりするなど、学外でも頻繁に交流しています。クラスメイトは、数ヶ月前まで全くの他人だったとは思えないほど仲が良く、こうした仲間の存在が支えとなり、MBA生活が続けられていると実感しております。

4 .ゼミではどのようなことを学ばれていますか?また、専門職学位論文に向けて現在どのような研究に取り組まれていますか?

入学して5ヶ月が経ち、三矢ゼミが始まったところです。入学願書の提出時やゼミの配属決定時に研究テーマを提出しますが、教授からはそれらを一旦ゼロにして、改めて研究テーマを検討するようにと言って頂いております。その前に、「神戸大学ではなぜResearch Based Educationが採用されているのか」、「先行研究にストレートに答えを教えてもらう」ではなく、「自ら問い、自ら答えを探求する」ことの意義を考えることや、「社会に貢献する“大義”ある研究」を目指すようにと教えて頂いております。
これから2?3つのテーマ案を授業で披露し、クラスメイトと議論しながら、研究テーマを決定していくようです。自分にはないクラスメイトのアイデアを研究に含めることができるため、大変ありがたい機会であると感じています。

5 .神戸大学に入学してから、今までを振り返ってどのような感想をお持ちでしょうか。

カリキュラムは厳しいですが、共に学ぶクラスメイトに支えられています。この仲間は生涯の財産になると思います。年齢や出身、キャリアの異なるメンバーが、共通のテーマに意見を寄せ合うことで醸成されるエネルギーは、学外では味わうことができません。ひとりでは決して辿り着くことができなかったであろう閃きを与えてもらっています。また、学業を進めるにあたっては今までの業務経験がベースになるため、改めてたくさんの機会を職場に与えてもらっていたことにも、気付きかせてもらっています。

最後に、家族の支えがもっとも大切です。特にプロジェクト方式は、課外活動が中心となるため、プロジェクトの終盤には、平日・休日の多くの時間使うことになります。私達のチームでは、ささやかな家族慰労会などを企画し、家族ぐるみで親睦を深めています。

6 .今後のキャリアプランについてお聞かせ下さい。

まだ具体的なキャリアプランはありませんが、神戸大学で学んだことを活かして職場や社会に貢献したいと考えています。

三矢ゼミで夏の課題図書として頂いた「海賊と呼ばれた男(2012 講談社 百田尚樹著)」は、神戸大学の大先輩である出光興産の創業者出光佐三氏がモデルとなっています。この本の中で、同氏が在学中に石油に出会い、その将来性を論文に書き上げ、生涯の事業としたエピソードが紹介されています。このように自らの研究成果と今後のキャリアを重ね合わせることができれば幸いであると考えております。

7.残りの学生生活に関して、どのような希望をお持ちでしょうか。

あっという間に5ヶ月が経ちました。教えて頂いたことを十分に吸収できているか、非常に不安ではありますが、残りの学生生活も根気強く走り続けたいと思っています。

また、たくさんの先輩、教授、研究にご協力頂いた学外の方々に、助けて頂きながら学業を進めることができています。次年度以降にご入学される皆さまにも、是非ともこうした素晴らしい神戸大学の文化を引き継いでいきたいと考えております。