成岡雅佳 さん

日本イーライリリー株式会社勤務 2008年度修了生 砂川ゼミ

1. プロフィールをお聞かせ下さい。

1997年に名古屋市立大学薬学研究科を修了後、アストラゼネカ(株)に入社しました。4年間MRとして働き、2002年より新薬開発プロジェクトのプロジェクトリーダー業務を行いました。2007年より、日本イーライリリー(株)に入社し、新薬開発プロジェクトのリーダー業務に従事しています。2007年4月より、神戸大学MBAに入学し、砂川ゼミにて製薬企業におけるポートフォリオと割引率との相関について研究を行いました。

2. なぜ神戸大学MBAを選択されましたか?

第一に、自身のキャリア開発として、ゼネラルマネージャーを志望していたため、ゼネラルマネージャーとして学んでおいたほうがよい講義があることを条件に大学を選びました。神戸大学には、ゼネラルマネジメントの他、リーダーシップ、マーケティング、ファイナンス等の講義があり、その講義が日本を代表するような先生方によって実施されていること。第二に、ビジネス感覚を鈍らせないためにも、仕事を続けながらMBA取得を目指すことができ、最短1.5年でMBAが取得できることです。上記の理由から、神戸大学MBAを選択しました。

3. 神戸大学MBAコースでご自身の目的が達成されましたか?

ゼネラルマネージャーとして学んでおいたほうがよい講義の中に、ファイナンスを挙げました。この理由についてもう少し詳しく話します。新薬開発のプロジェクトリーダーの業務の一つに、マネジメントより、自身がリーダーを務めるプロジェクトへの投資を引き出すことがあります。投資決定時には、ファイナンスからも質問やコメントがあるのですが、ファイナンスを学んでいない者にとっては、ファイナンス用語を交えてのディスカッションにひるんでしまうという経験がありました。ゼミにてファイナンスを学んだ後は、ファイナンス用語を交えてのディスカッションにも臆することなく臨み、投資決定時のQ&Aがスムーズに進み、マネジメントの意志決定を助けることができるようになりました。ゼミ以外にもゼネラルマネージャーとして学んでおいたほうがよい講義をたくさん受講し、ゼネラルマネージャーとしての思考を身に付けるための一歩となったことは非常に良かったと思います。

4. 在学中のお仕事と学生生活の両立についてお聞かせ下さい。

工夫したことは、短時間の空き時間を見つけて、参考書籍や参考文献を読み、レポートや修了論文を書きあげたことです。MBA入学時には、自身の仕事については、業務時間や量をある程度コントロールできる立場にあったので、少し睡眠時間は削られますが多くの苦労は無かったと記憶しています。

5. 神戸大学MBAコースのカリキュラムはいかがでしたか?また、神戸大学MBAを受講してよかったと思うのはどのようなことでしょうか。

カリキュラムの構成としては、マーケティングやファイナンスのような専門性の高い講義から、経営戦略のような応用が中心となる講義までが受講でき、非常に良く考えられたカリキュラムであり、in-putとout-putをバランス良く行うことができます。

6. 在学中、特に印象的な授業・イベント・出来事などはありましたか?

ミニプロジェクトやプロジェクトなどのグループワークを行うものは、チーム形成、モチベーションの維持、ゴールの達成など、プロジェクトに共通する要素が多くあり、後悔や達成感など印象に残ることが多かったです。

7. 神戸大学での学生生活を通じてご自身の変化などはありましたか?

一番大きな変化は、マネジメントから発せられる経営や戦略に関するメッセージに対する理解がより深くなりました。マネジメントがどのようなビジネス環境下で、経営に関する意思決定をしているのか、その背景を含めて理解することが出来るようになりました。これは、プロジェクトリーダーとして、プロジェクトのクライアントともいえるマネジメントの考えを、プロジェクトメンバーに伝える立場としては、重要な変化です。

8. これから受験を考えているみなさんへアドバイスをお願いします。

これまでのビジネスにおける知識や経験を整理し、点と点を、線や面とすることのできる良い機会です。今後の皆さんのビジネスマンまたはビジネスウーマンとしての更なるキャリアアップを目指して、神戸大学MBAに飛び込むことをお薦めします。