eureka No.49【2015年度04月24日号】
MBA Square
◇ビジネス・キーワード
このビジネス・キーワードでは、毎号、時代を反映するキーワードをピックアップし、研究者の視点から読み解きます。今回は「トリプルメディア」、「研究開発調査の多様性パラドックス」について解説します。
【今号のキーワード】
- 「トリプルメディア」 (栗木契 教授)
- 「研究開発調査の多様性パラドックス」 (八木迪幸 特命准教授)
◇研究スタッフが選ぶ、オススメ図書
経営学研究科の研究スタッフが、経営・経済の諸問題について「テーマ」をしぼり、そのテーマに関する数多くの著書の中から特に「オススメ」の本をご紹介します。今号のテーマは「日本精神の源流」、「株価は予測可能か?」です。ここでご紹介する本は、一般書店で入手可能なものばかりです。ご興味をお持ちの方はぜひご覧下さい。
- 「日本精神の源流」 (原田勉 教授)
- 「株価は予測可能か?」 (山﨑尚志 准教授)
◇第87回ワークショップのご報告
2015年3月15日(日)に、神戸大学大学院経営学研究科 本館206教室にて現代経営学研究所と神戸大学大学院経営学研究科の共催で第87回ワークショップ『ソーシャルメディア活用によるマーケティングの進化』が開催されました。多数のご参加を頂き、誠にありがとうございました。
◇第88回ワークショップのご案内
現代経営学研究所と神戸大学大学院経営学研究科との共催で定期的に開催する研究会がワークショップです。ご興味をお持ちの方は誰でもご参加頂けます。次回は6月14日(日)開催の第88回ワークショップ『消費社会のより良い進化 エシカル消費とCSV』です。詳しくはこちらからご覧下さい。
◇『ビジネス・インサイト』のご案内
現代経営学研究所の会誌『ビジネス・インサイト』はご存じですか?『ビジネス・インサイト』は平易で実践指向の学術雑誌として学界・産業界から注目を集めています。本誌の編集に経営学研究科は協力しております。詳しくはこちらからご覧下さい。
※現代経営学研究所賛助会員の方への『ビジネス・インサイト』のお届けが、『eureka』配信日より遅くなる場合もございますので、ご了承ください。
◇神戸大学大学院経営学研究科公式Twitterアカウント
Twitterよりさまざまな情報をリアルタイムでお届けしております。
MBAを目指すみなさんへ
◇専門職大学院新入生のご報告
4月1日、72名の2015年度MBAプログラム生が入学しました。合格された皆様、おめでとうございます。また入学生に関する情報を更新しています。ご興味をお持ちの方はこちらからご覧下さい。
◇オリエンテーションのご報告
3月28日(土)に2015年度MBAプログラム新入生のオリエンテーションが行われました。初顔合わせとなったこの日は、入学してからの授業や設備の説明、先輩達から履修や学生生活についてのプレゼンテーションが行われました。当日の様子はこちらからご覧下さい。
◇合格への道
神戸大学大学院MBAプログラムの在学生の合格体験記をご紹介します。入試対策や受験勉強に役立った参考文献の紹介など、MBAプログラムへの入学希望を持たれてから合格するまでの道のりを書いた貴重な体験レポートです。*この合格体験記は、あくまでも執筆者の個人的見解であり、神戸大学大学院経営学研究科の公式見解ではないことを付記します。
MBA教育の実際
◇第7回加護野忠男論文賞のご報告
加護野忠男論文賞とは、神戸大学のMBA論文のうち、優秀作品を表彰する賞です。神戸大学のMBAプログラムの創立メンバーの中心人物として、Research Based Educationを根幹とする日本型のMBA教育を構築、推進されてきた加護野忠男教授(元神戸大学教授、現甲南大学教授)の多大なる貢献に敬意を表し、そのお名前を冠しています。第一次選考詳細、第二次選考詳細、最終選考結果発表を掲載しております。
◇前期講義シラバスのご紹介
2015年度前期講義シラバスを掲載しています。このシラバスは実際の授業で使われるものですので、神戸大学大学院MBAプログラムの講義の雰囲気を掴んで頂くことができるでしょう。ご興味をお持ちの方はこちらからご覧下さい。
◇ワーキングペーパーのご紹介
ワーキングペーパーとは、専門職学位論文の中から特に優秀であると教員に認められたもののみ発行できるシステムです。ここでご紹介するのは、2014年度発刊のワーキングペーパーです。ご興味をお持ちの方はこちらからご覧下さい。
◇海外ビジネススクールとの交流活動
神戸大学MBAの学生とイギリスの提携校であるCranfield大学の学生との交流活動についてお伝えします。2014年6月は日本で、2015年2月はイギリスで、企業訪問をはじめとする様々な交流活動を行いました。こちらからご覧下さい。
研究活動
◇研究スタッフの著書紹介
経営学研究科の研究スタッフの近著をご紹介します。
砂川 伸幸 笠原真人 著 『はじめての企業価値評価』 日本経済新聞出版社 2015年2月 |
桜井久勝 須田一幸 著 『財務会計・入門』第10版 有斐閣 2015年3月 |
桜井久勝 著 『財務会計講義』第16版 中央経済社 2015年3月 |
桜井久勝 著 『財務諸表分析』第6版 中央経済社 2015年3月 |
石井 淳蔵 栗木 契 横田 浩一 編著 『明日は、ビジョンで拓かれる: 長期経営計画とマーケティング』 碩学舎 2015年2月 |
◇最近のディスカッション・ペーパーから
ディスカッション・ペーパーとは経営学研究科の教員が執筆する議論のための論文です。 これをもとに学会や研究会で発表し、改訂・修正を加えて論文として雑誌や本に掲載されます。ここでは1月~4月に発刊されたディスカッション・ペーパーのアブストラクトをご紹介します。*一部閲覧不可とさせて頂いております。悪しからずご了承下さい。
- 栗木契
無限後退問題とエフェクチュエーション - 水谷文俊、 田中拓朗、 中村絵理
The Effect of Demand Response on Electricity Consumption in Japan - 北川教央
Product market competition and overreaction to information transfers - 砂川伸幸、加藤政仁
近年のわが国におけるCAPM型サイズプレミアム - 松嶋登、浦野充洋
Institutional Work that Ensures Innovation - 松井建二
Optimal timing of transfer pricing for multiple subordinate divisions - 與三野禎倫
The Influence of financial engineering technologies on financial services sector corporate businesses management and financial accounting information: Integrated thought from the Risk and Opportunities Sphere: From the early 1970 to the Lehman Financial Crisis 2008 – Part 1 - 水谷文俊、中山徳良、田中智泰
Determinants of University Tuition in Japan - 栗木契、水越康介
Standardization and Coordination of Global Company Websites: A Model of How Standardization and Coordination Improves Business Growth - 水谷文俊、中村絵理
An Analysis of Household Electricity Saving Behavior Using the Stochastic Frontier Function - 馬岩、蓬田守弘
Foreign Direct Investment and Border Carbon Adjustments - 小野慎一郎、櫻井久勝
不確実性リスクの決定要因に関する実証研究 - 劉美玲、梶原武久
コンフィギュレーションとしてのマネジメントコントロールとfsQCA(fuzzy-set Qualitative Comparative Analysis) - Mohammad Hudauib、堀口真司
Exploring Whistle-blowing Intentions among Financial Statements Auditors in Japan and the United Kingdom (Interim Report) - 砂川伸幸、山口聖
自社株買い実施のタイミング