2025年度入学生の研究状況(担当: 宮尾 学)

「現代経営学演習」

担当: 宮尾 学

目的、テーマ

研究開発マネジメント、生産マネジメント、新規事業開発などに関心を持つ学生が集まっています。コア技術をどう活用すれば良いか、新規事業やイノベーションを生み出すためにはどうすれば良いか、といった技術経営的な問題に取り組んでいる方が多いですが、組織的な学習をいかにして促進するか、製造業でのキャリアをより良いものにするにはどうすれば良いか、コモディティ化を打開するにはどうすれば良いか、といった問題に取り組む方もいて、バリエーション豊かなゼミになっています。

ゼミの目的は「仕事で直面した問題を経営学の知の潮流に位置づけながら解決すること」です。仕事でぶつかる問題は入り組んでいて、どこから手をつけて良いかすらわからないものであることが多いです。様々な知識を使って入り組んだ問題を解きほぐし、情報を集め、筋道を立てて解決の方向をしめす——修士論文執筆を通じてそのような能力を伸ばせればと考えています。

ゼミの雰囲気

ゼミでは「共有しよう、質問しよう、探究しよう、楽しもう」というモットーを掲げています。各自がそれぞれの研究に取り組んでいますが、情報共有も盛んですし、進捗報告に対するフィードバックは教員からだけでなく、ゼミ生がお互いにするようにしています。一般大学院の学生や修了生も参加して活発な議論が展開されており、ゼミの時間が足りなくなることも多いです。

現在までの進捗状況

修士1年の間は、研究方法の基礎についての講義や研究アイデアについての報告をおこない、仕事で直面した問題を経営学的に捉え直すための議論を積み重ねました。修士2年に入ってからは、問いに答えるための調査方法について議論しながら実際の調査を始めました。6月中旬の段階では、全ての方が調査に着手し、集めたデータの分析をはじめ、おぼろげな結論が見えてきている状態です。ここからは、副指導教員からの助言も踏まえ、おぼろげな結論を明快で説得力のあるものに磨き上げていく段階に入ります。研究題目一覧にはとても興味深いテーマがならんでいます。あと2ヶ月の知の冒険がどうなるのか、とても楽しみです。