浮田 辰三 さん

医薬品メーカー勤務 2001年修了生 谷ゼミ

1. プロフィールをお聞かせ下さい

理学研究科前期過程、有機化学専攻を修了後、医薬品メーカーの創薬研究所に配属。博士号を取得後、海外の大学へ博士研究員として1年間留学。帰国後、引き続き創薬研究に従事。合計22年間、創薬研究を担当した後、プロセス開発研究所へ異動。本年4月より、プロセス開発研究所の所長に就任。  

2. MBA取得の意図は何ですか?

 

管理職にS職群(specialist course)とM職群(management course)があり、自らM職群を選択し、経営に関する知識を身につけて、将来、経営者を目指したいと考えたためです。また、社長から、「研究者は視野が狭い」と言われたため、自分の専門領域だけでなく、その他の領域にも興味をもち、できるだけ視野を広げたいと考えました。
3. 神戸大学MBAを選択した決め手は何ですか?
会社の勤務を続けながら、平日の夜と土曜日・日曜日の講義で単位を取得できるカリキュラムになっていることと、関西では最も有名なコースであること。さらに都合がよいことに、自宅から近いことも大きな理由です。
4. 神戸大学MBAコースのカリキュラムの素晴らしい点を挙げるとすれば?

レポートの提出が多いため、論理的な思考や記述の訓練になること、また、カリキュラムにはケーススタディーだけでなく、経営学の基礎についての講義もあり、バランス良く学習できることです。

5. 修了されての印象、満足感をお聞かせ下さい。

長年、自分の専門領域や研究に集中してきたため、他の領域への理解や他の領域の人々との交流が少なかったのですが、本MBAコースを修了することにより、少しは専門領域以外のことも理解できるようになりました。また、考え方やモノの見方が異なる人との交流によって、視野が広がった感じがしています。さらに、異なる分野の知人ができたことも大きな財産と考えます。

6. 修了までの投資額や回収見込み
大学院の入学料や授業料、また書籍代や交通費など、1年半で約150万円の支出です。企業の組織改革の影響もあって、本4月より、昇進できたため、ある程度の回収が期待できます。最大の収穫は経営やマネジメントについて自信が持てるようになったことです。
7. 今後のキャリアプラン
21世紀の医薬品業界は、ゲノムに代表されるように科学技術の進歩が激しく、またM&Aの連続で先の読めない変化の激しい環境下にある。このような状況にあって、担当業務や組織運営で実績を残しながらキャリアアップを目指したい。最終的にはビジョンを示し大胆に決断できる経営者を目指したいと考えます。