2023年度加護野論文賞 第一次・第二次選考結果

第16回 加護野論文賞第一次・第二次選考通過論文

加護野忠男論文賞とは、神戸大学MBAの創設を牽引され、現在の神戸大学MBAの3つの柱の確立に尽力された加護野忠男氏(神戸大学名誉教授)の貢献に敬意を表して定められた賞です。2008年度より、神戸大学MBAの修士論文(専門職学位論文)のなかから優秀な作品を選考し、加護野忠男論文賞として表彰しています。第一次選考では、70本前後の提出論文の中から論文指導に当たられた5名のゼミ教員が各2本の論文を推薦し、提出論文の中から10本の論文が選ばれました。

2023年度第一次選考通過論文

2023年度の各ゼミ担当教員による10本の推薦論文は以下です(敬称略・順不同)

指導教員:上林 憲雄

  • 田上 加奈子 
    『鉄道会社における戦略的ジョブローテーションのあり方 ―ジョブ型雇用の問題点とその解決策―』
  • 秦 真人 
    『建設業の人材定着マネジメント -建設業特有のものづくりプロセスと離職に関する研究-』

指導教員:黄 磷

  • 正木 浩哉 
    『鉄道事業者の地域活性化の可能性-地域価値共創における関係人口の創出-』
  • 森川 英治 
    『航空エンジン製造業・海外サプライベースにおけるローカル組織の活用』

指導教員:原田 勉

  • 薄 健二 
    『製造現場における漸進的な現場改善を促進する影響要因に関する考察』
  • 桐島 寿彦 
    『高齢者のがん医療における便益形成と治療への参加意欲を高める要因に関する研究 −便益遅延性に着目して−』

指導教員:藤原 賢哉

  • 竹村 誠 
    『農業協同組合におけるデータ包絡分析法による効率性分析と経営実態に関する研究』
  • 中西 秀和 
    『製造業における企業家人材育成と組織風土:「文脈的両利き」アプローチによるイノベーション創出』

指導教員:三品 和広

  • 岸上 源太郎 
    『診療所における医療サービスのリ・インベンション』
  • 小宮 仁 
    『介護給食市場における食材事業の持続的成長戦略ー垂直統合モデルに立脚したSCMの再構築に関する建議ー』

2023年度第二次選考通過論文

2024年2月15日、次年度にMBAゼミを担当する教員から3名(栗木契教授、西谷公孝教授、松尾貴巳教授)、代理の教員1名(庭本佳子准教授)およびMBA教務委員(宮尾)を審査員として、加護野忠男論文賞の第二次選考を実施しました。10本の推薦論文に対する審査員の評価は、ある程度において分散したとはいうものの、その中で比較的高い評価を受ける上位の論文は安定して複数の審査員からの票を集めました。審査員が各論文の評価について意見交換しましたが、見解の大きな相違はなく、スムーズに選考が進みました。専門職大学院にふさわしい切り口であること、問題意識が強くわかりやすく示されていることに加えて、エビデンスの強さや、結果の応用範囲の広さ、そして標準的な学術論文の作法で比較的手際良くまとめていることが評価のポイントになっていると言えそうです。審議の結果、次の3本が第二次選考通過となりました。

  • 秦 真人
    『建設業の人材定着マネジメント -建設業特有のものづくりプロセスと離職に関する研究-』
  • 桐島 寿彦
    『高齢者のがん医療における便益形成と治療への参加意欲を高める要因に関する研究 −便益遅延性に着目して−』
  • 竹村 誠
    『農業協同組合におけるデータ包絡分析法による効率性分析と経営実態に関する研究』

文責:2023年度MBA教務委員 宮尾 学