2018年度入学生の研究状況(担当:藤原 賢哉)
「現代経営学演習」
担当:藤原 賢哉
目的、テーマ
少人数のゼミナール・演習を通じて、受講者が抱えている課題とは何か、それが社会に対してどのような意味を持っているのか、何をどこまで明らかにしたいのか、それでどのような問題が解決されるのか、といった事柄を、他の受講者と教員が、問題意識を共有化(共感)し、建設的な意見の交換、アイデア提供や教えあい、学位論文を完成させることが目的です。
演習担当者の専門は、金融・ファイナンスですが、あまりテーマや手法を限定せずに、入学時のゼミ学生の研究テーマをできるだけ尊重しつつ、先行研究との関係性・位置づけ、研究内容の設計(定性・定量)、本研究の貢献の明確化といった点について、指導・助言を行っています。
ゼミの雰囲気
指導教員は、あくまでも論文執筆の「伴走者」「良き理解者」との意識でゼミの運営を行っています。皆さんが考えているテーマは、既存研究のどういう問題と関連しているのか、本質的な問題とは何かということを考えてもらうようにしています。個別面談と全体発表を繰り返し行い、他人の研究と自分の研究の接点をどこかで感じてもらうこと、自由な発言等の機会を確保することに配慮しています。
現在までの進捗状況
現在、学位論文のタイトル、論文構成、先行研究調査、分析方法等(見通し含めて)について、詰めの作業を行っています。