2024年度加護野論文賞 第一次・第二次選考結果
第17回 加護野論文賞第一次・第二次選考通過論文
加護野忠男論文賞とは、神戸大学MBAの創設を牽引され、現在の神戸大学MBAの3つの柱の確立に尽力された加護野忠男氏(神戸大学名誉教授)の貢献に敬意を表して定められた賞です。2008年度より、神戸大学MBAの修士論文(専門職学位論文)のなかから優秀な作品を選考し、加護野忠男論文賞として表彰しています。第一次選考では、70本前後の提出論文の中から論文指導に当たられた5名のゼミ教員が各2本の論文を推薦し、提出論文の中から10本の論文が選ばれました。
2024年度第一次選考通過論文
2024年度の各ゼミ担当教員による10本の推薦論文は以下です(敬称略・順不同)
指導教員:鈴木 竜太
- 出橋 徹也
『企業の競争力につながる法務部門の活用』 - 味元 亜希子
『職場の意地悪に関する研究』
指導教員:松嶋 登
- 児島 征司
『企業における基礎研究と大学における実践的研究への向き合い方~農芸化学分野での科学と企業の相互浸透と産学双方の研究開発成果の関連性~』 - 吉井 正浩
『多様な組織文化を利用したイノベーション創出プロセスの探求:組織構造・文化の分化パラダイムを超えて』
指導教員:三矢 裕
- 田島 功規
『価値創造ストーリーを活用した経営戦略の浸透により、自走する組織へ』 - 西山 英毅
『事業ポートフォリオ再編に向けたM&A戦略の成功要因』
指導教員:忽那 憲治
- 宇田川 鎮生
『トップの交代のみで組織は変われない-ファミリービジネスの組織変革に不可欠な3要素-』 - 重見 彰則
『M&Aでの無形資産評価:リアルオプションの有効性〜株式会社エディオンによる夢見る株式会社買収の事例研究〜』
指導教員:森村 文一
- 筧 卓士
『カスタマーサクセスマネージメントにおける価値共創に効果的なマネージャーのスキルセットの考察』 - 永津 慎太郎
『企業のマーケット・シェイピングを成功に導く組織能力についての研究』
2024年度第二次選考通過論文
2025年2月19日、次年度にMBAゼミを担当する教員から3名(梶原武久教授、宮尾学教授、江夏幾多郎准教授)、代理の教員2名(服部泰宏教授、吉田満梨准教授)を審査員として、加護野忠男論文賞の第二次選考を実施しました。10本の推薦論文に対する審査員の評価は、分散したものの、論文としての完成度や実務へのインパクトなどが評価のポイントより、次の3本が第二次選考通過となりました。
- 味元 亜希子
『職場の意地悪に関する研究』 - 西山 英毅
『事業ポートフォリオ再編に向けたM&A戦略の成功要因』 - 永津 慎太郎
『企業のマーケット・シェイピングを成功に導く組織能力についての研究』
2024年度加護野論文賞 最終審査結果はこちらからご覧ください。
文責:2024年度MBA教務委員 三矢 裕