神戸大学MBA

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金賞 Pinky 7
 
メンバー 山口恒之、磯野誠、藤田清文、玄山勝彦、田村貴司
 
発表テーマ 「ヤマダ電機の躍進と、その背景にあるDCM」
 

ヤマダ電機は家電量販店業界において2002年3月期に売上高および経常利益でコジマを抜いてトップに立った。同社はこの5年間で売上高が約4.6倍に上昇しただけでなく、一般に収益性の低い家電量販店業界の中で際立って高い経常利益率を維持してきたことが、この躍進の駆動力になっているのである。

家電量販業界の差別化戦略は製品がどこの量販店でも基本的に同一であるために、専ら価格戦略に限定されてきた。このような環境下でヤマダ電機は家電メーカーと構築してきたSCM (Supply Chain Management) を小売起点で発展させたDCM (Demand Chain Management) により、同業他社の追随を許さない価格優位性を築くことによって、高い利益率を維持することに成功している。そこで、我々はヤマダ電機の躍進の理由を詳細に分析すると同時に同社と家電メーカーとの新たな関係がどのように構築され、それが同社の成長にどれだけ貢献しているのかについて評価した。

 
 
 
インタビュー
 
2003年8月2日(土)、経営学研究科本館3階332教室で行われたミニプロジェクト発表会において、激戦の末、見事優勝を勝ち取られたチーム「Pinky 7」の5人にインタビューを行いました。
 
Q1. 準備にはどれくらいかかりましたか?
 
  山口:3週間
磯野:5回、各2?5時間程のミーティングと、15時間程の自宅での考察。
藤田:約3週間
玄山:実質1ヶ月
田村:約1ヶ月
 
Q2. 入学から4ヶ月を振り返って、実際のMBAの授業はいかがですか?
 
 
山口: 業務との並立については時間のマネジメントが結構大変ですが、それも含めてMBAだと思っています。普段の業務では発想できない視点をいただくことが多く、実務に活かせるよう、トレーニング中です。
磯野: これまで断片的に、浅く知っていた経営について、体系的に学べ、また実業務とこれほど関連していたのかと思うほど、参考になる。
藤田: 負担は重いが得られるものが多い。社会人学生の実際の経験に基づくコメントや意見が興味深い。
玄山: 非常にハード。しかし一方で、着実に知識、戦略思考において進歩しているのが実感できている。
田村: 非常にタイトな時間割になっていますが、熱心な先生方が多く、得るものならびに考えることが沢山あるという感じです。
 
Q3. 発表会の準備で大変だったことは何ですか?優勝の感想と併せてお答え下さい。
 
 
山口: 初めから結論を決めつけていた部分がありましたが、(個人的には)グループでのすり合わせに時間がかかりました。もう少し競合と明らかに異なる優位性を「一般解」として整理しないと、と反省しています。
磯野: 1. チームそれぞれの意見をひとつにまとめる。
2. チームそれぞれがテーマの専門ではなかったので、最初の知識作り。
藤田: 各自の分担を決め、その後で持ち寄って議論をしたが、担当した箇所により、全体像の見方や意見が異なった。直前までバタバタして、ギリギリに完成したので、優勝というのは、本当に驚きです。
玄山: 前日に大阪で、プレゼンテーションのリハーサルを行ったこと。それぞれのクラスでの発表を含めて、このMBAスクールで個人として初めての発表だったので緊張したこと。
田村: 発表会の準備では様々な意見を集約する過程が大変でした。優勝とは思っておりませんでしたので、素直にうれしく思います。
 
Q4. 今後の抱負を聞かせて下さい。
 
 
山口: 今回は「更に努力しなさい」という意味での受賞だと考えております。更に精進したいと思います。
磯野: 今回の成果は必ずしも満足ではなく、講評でいただいたように色々と改善することが多い。そこを改善していく。
藤田: MBAで学んだことを、実際の仕事で活用できるようにしたい。
玄山: :まだまだ道半ば。残りのMBAスクール生活をより一層充実したものにしたいと考えています。
田村: 今後は今回の反省を踏まえて、日々勉学に励み、修士論文につなげる事ができるように頑張ります。
 
優勝チームの皆様、ご協力ありがとうございました。そして、おめでとうございました!!