神戸大学MBA

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合格への道

合格への道

合格への道
三宅成也 さん
関西電力株式会社 大飯発電所勤務 2004年度入学生 忽那ゼミ
 

【まずは目的を明確に】

入学への準備はまずここから始まります。多くの時間、資金、労力を投入することに対する目的を明確にすることは、受験の面接で答えるためだけでなく、自分および家族、必要であれば会社に対する説明として必要です。私の場合、最初はMBAに対して書籍などを通して漫然とした期待感やあこがれのようなものがきっかけでした。しかし、そこから発展してMBAが自分のこれからのキャリアにとってどのような位置づけになるのか、今の自分に何が足りなくてMBAを希望するのかよく考えました。

 

【もっとも大切な研究計画書の作成】

MBAに行くようになると、多くの「ワークアウト」(苦心して達成する)ことが要求されます。研究計画書はまずMBA生活第一番目のワークアウトと言えます。大学では講義を通して経営学の幅広い知識を学ぶだけでなく、自らのテーマを持って修士論文を書き上げる必要がありますので、それに耐えうるだけの論理的思考力と明確なリサーチクエスチョンが有ることが試されます(おそらく合否判断は研究計画書の内容が重視されているものと思われます)。私の場合、早い段階でテーマを決め、関連する書籍や、神戸大のホームページに掲載されている先輩方の修士論文などを読み、研究の方法をイメージして自分のリサーチクエスチョンを絞り込んでいきました。研究テーマは自分の仕事や経験を通じて感じている問題点を取り上げると具体性があって良いと思います。なお、テーマは絞られていることが重要で、「○○業界における競争優位戦略に関する研究」などといった漠然としたものは好ましくありません。計画書は字数が限られていますので、自分のテーマをわかりやすい簡潔な文書で書くことに気を遣いました。その上で、MBAを出た先輩など数人に頼んで読んでもらいました。自らが気づかない問題点を指摘してもらうことができ、何度も修正して計画書が練りあがっていきました。研究計画書の書き方については、下に挙げる参考図書が大いに役立ちました。

 

【小論文、英語について】

小論文については、準備は難しいと思われがちですが、私の場合準備が大いに役立ちました。時事問題から出題されますが、最近の経済・経営に関するトピックについて語彙を知っておくだけでずいぶん違います。情報ソースとしては、シンクタンクのホームページなどが役立ちました。16年度は企業不祥事と企業倫理についての出題でしたが、たまたま見ていたテーマでしたので、試験場で焦ることはありませんでした。英語については、すぐに力がつくものではないですが、読み慣れておくことくらいはしておいた方が無難です。

 

【神戸大学MBAで得られること】

入学してもうすぐ1年、神戸大MBAでの勉強はかなり厳しいものがあり、私の場合仕事や家族との両立、福井県からの遠距離通学などで少々苦労していますが、期待に応えるだけの内容であり高いモチベーションが維持することができています。経営学だけでなく、様々な業種のケースを学ぶことで、これまで見えなかったビジネスのスタイルや、正しい問題のとらえ方ができるようになります。また、様々な業種から集まったパワフルで優秀なクラスメイトからは刺激を受けることができ、私にとってとても得難い資産となっています。

以上、受験に望まれる方々におかれましては、風邪など引かぬようご自愛の上、自らの力を出し切って是非神戸大MBAに入学される事をお祈りしております。それでは、桜咲く六甲台のキャンパスでお待ちしております。

 

受験生へのオススメ本

(1)研究計画書の書き方について参考になった図書

  • 「国内 MBA研究計画書の書き方-大学院別対策と合格実例集」
    飯野一・佐々木信吾 (著),中央経済社 ,2003年。
  • 「研究計画書の考え方-大学院を目指す人のために」
    妹尾堅一郎 (著), ダイヤモンド社,1999年。
  • 「大学院・大学編入学社会人入試の小論文-思考のメソッドとまとめ方-」
    吉岡友治 (著), 実務教育出版,2002年。

(2)研究テーマに関連して参考にした図書

  • 『経営組織』 日経文庫-経営学入門シリーズ 
    金井壽宏 (著),日本経済新聞社,1999年。
  • 『組織行動のマネジメント』
    ステファン・ P・ロビンス (著),ダイヤモンド社,1997年。
  • 『リーダーシップ論』
    ジョン P.コッター (著),ダイヤモンド社,1999年。