2017年度ポスターセッション 教員のコメント

ポスターセッション開催報告2017」栗木契  教授

経営にかかわる練り上げた思考を、高度なレベルで競い合う。そんな仲間との切磋琢磨は神戸大学MBAで学ぶ醍醐味のひとつです。
神戸大学MBAでは、プロジェクト方式により学びを高めます。その集大成となる修士論文の報告会が、2017年9月23日に行われました。OB団体の神戸大学MBA Cafeのサポートを受けての開催です。

新しいポスターセッションのスタイルも3年目。当日の会場は、例年のようにM2生のご家族の参加もあり、子どもたちの姿も見られるリラックスした雰囲気です。M2生たちだけではなく、M1生さらにはOBと教員が加わり、修士論文の研究から生まれた提言の成果を共有し、分かち合う、活気ある議論の場が、今年も出現しました。

M2生たちが、期待と不安の錯綜する思いを胸に、神戸大学MBAの門をくぐったのは1年半前の春。その時に彼らが感じていた会社や職場の課題は、まだまだピントの甘い、漠然とした焦りだったのかもしれません。
「その本質が見えてきた」
「自分はどうするかを、胸をはって語れるようになった」

熱のこもった説明を行うM2生たちの姿に、そんな彼らの思いを感じました。考え抜き、調べ抜き、議論をつくすことで、志を鍛える。この学びの体験を、神戸大学MBAの修了生ひとり一人が、日々の職場でさらに活かしていって欲しいと願っています。

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