2016年度ポスターセッション MBA生のコメント

ポスターセッションについて 細羽雅之さん(所属ゼミ:上林憲雄ゼミ)

Q1:MBA論文報告会(ポスターセッション)を終えての感想をお聞かせ下さい。

ポスターセッションで金賞を頂けた理由は2つあると思います。

一つは、当日何十枚も並ぶポスターの中で、まずは観覧者の方にポスターの前で足を止めてもらわないといけない、マーケティングのAIDMAモデルでいうAttentionが必要だと思いました。そこで、ポスターのデザインやレイアウトといった見た目には、かなり力を入れました。少しコストはかかりましたが、経営の要諦は「選択と集中」と割り切って金賞を狙いに行ったのが、功を奏したのだと思います。

二つ目は、家族の応援です。当日は家内と娘3人が応援に来てくれました。私の研究ポスターにはお陰様でたくさんの方に集まって頂き、声が枯れるほどプレゼンを繰り返すことになりましたが、娘たちが「お父さん頑張って!」とエールを送ってくれたことは大きな励みになりました。(もちろんシールも!笑)

いずれにしても、たくさんの方々のサポートがあっての結果であったと心から感謝しております。

Q2:論文の執筆やポスターの準備にあたって難しかったのはどういった点ですか。

上林先生に「研究とは、細羽さんが普段では使わない脳の部分を使う事」と教えて頂きました。本当にその通りだと思いました。普段、仕事や日常生活で使っている思考習慣を否定することは、大変苦しいことです。しかしこのプロセスが、論理的思考能力を高め、考えを深めるということなのだという事は、体感的に理解することが出来たと思います。論文の執筆期間は、まさに普段使わない脳力の筋トレだったのだと思います。

上林先生には、個別にも何度もご相談させて頂きましたが、研究が進まず打ちひしがれていた私を何度も励まして頂き、本当に温かく導いていて頂きました。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

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