日本産業事情応用研究(RST2018)報告

【日程】2018年6月9日(日)~6月14日(金)

経営学研究科 講師 中井正敏

本年の日本研修は、クランフィールド大学よりMBA生25名と引率教員1名、神戸大学MBA生26名の参加をえて、6月10日(日)から15日(金)までの日程で行われました。本年のクランフィールド大学学生の国籍は、英国のほか、スペイン、フランス、メキシコ、イラン、ナイジェリア、インドの計7か国、研修は、例年同様、神戸大学教授陣による講義、クランフィールド大学、神戸大学双方のMBAによるプレゼンテーション、企業訪問の他、奈良東大寺見学、大覚寺での抹茶体験等の日本文化体験、また神戸MBA主催のウェルカムパーティでは、浴衣を着たり、全員で盆踊り等大いに盛り上がりました。双方が交流を深め、有意義な研修になってくれていれば幸いです。企業訪問にご協力をいただいた企業の方々をはじめ関係の皆様にも心より御礼申し上げます。以下、日本研修の概略、参加した神戸MBA生の熱いコメント、クランフィールド大学生のReflectionsをお届けします。

日程
概略
6月9日(土)
朝 クランフィールド大学一行関西空港到着
6月10日(日)
神戸大学六甲台キャンパスにて
午前:神戸大学教授陣による講義
Jittima TONGURAI准教授
「Firm Internationalisation: Evidence from Japanese firms in the Greater Mekong Subregion (GMS)」
宮尾 学准教授
「Management of Breakthrough Innovation」

午後:クランフィールドMBA・神戸MBAによるプレゼンテーション
神戸MBAよりは
Welcome to Kobe University !
A little knowledge of shrines and temples
Invitation to the Japanese tea world  の3本がプレゼンされました。
Invitation to the Japanese tea worldでは、クランフィールド大学生に色々なお茶の飲み比べをしてもらいました。

夜は恒例の神戸大学MBA生主催のウェルカムパーティ
その後2次会はボーリング大会・カラオケパーティ

6月11日(月)
午前:予定していた企業訪問が急きょ中止となり日本文化体験(京都伏見稲荷大社見学)に変更
午後:日本文化体験(奈良東大寺見学)
6月12日(火)
午前:パナソニック(株)訪問 パナソニック・ミュージアム見学
午後:日本文化体験(京都大覚寺、金閣寺見学)
6月13日(水)
午前:古野電気(株)訪問
午後:シスメックス(株)アイスクエア訪問 工場見学
夜 神戸大学経営学研究科主催のウェルカムレセプション
6月14日(木)
午前:川崎重工業(株)カワサキワールド訪問 見学
午後:クランフィールド大学一行は東京に移動
6月15日(金)
午前:カルビー(株)訪問

 

クランフィールド大学一行は、週末を思い思いに過ごした後、6月18日(月)成田空港 より帰国の途につきました。

ここからは、研修に参加した神戸MBA生からのひとことです。

以下に、参加メンバーの日米産業研修(日本研修)の感想「RSTの研修で得た学び、今後のキャリアに活かしたいこと」を記します。

  • クランフィールドのMBA生は英国や欧州各国だけでなく世界各国から多様な学生が所属しています。モチベーションが高く卒業後は起業や投資家など明確なキャリアパスを持っている人が多く、多いに刺激を受けました。またRSTの日本の企業訪問や文化体験を通じてグローバルな見地に触れ合うとともに、改めて日本の経営や文化を見直す機会となり、来年の英国研修も楽しみです。是非お勧めしたいです。
  • 海を越えて、自分たちと同じように「継続した成長」を目指しているクランフィールド生の声を聴くことが最も価値を感じました。彼らがどんなことを考え、何に反応するか。我々との共通点や相違点など色々な目線で考えることができたのもこの研修の醍醐味。更に研修の準備では神大MBA仲間の得意分野や尊敬できる点の発見があり、今後自分の成長の糧になることでしょう。
  • クランフィールド大学のメンバーと交流を深めることで、日本が優れているところ、まだまだ国際的に不足しているところを認識出来た。今後我々が世界的に羽ばたくには、もっと許容範囲を拡大することが必要と思います。
  • 英会話には非常に不安があり、数年ぶりに英会話教室に通いながら「果たしてクランフィールド生とコミュニケーションがとれるのか?」不安なままに当日を迎えました。しかしクランフィールド生はとてもフレンドリーで、楽しい数日間を過ごすことができました。パーティでは浴衣の着付けを担当しましたが、何よりも彼らのよく学び、よく楽しむ姿勢に刺激を受けました。帰国後には何人かの方々とfacebookでつながることができ、今後のコミュニケーションも楽しみです。
  • RST講義に参加し、異なる国でMBA過程に進む学生同士交流を深め、意見交換をすることで「MBA取得を志す者」の共通点や差を認識することができました。これまでも神戸大学MBA過程で学ぶ皆さんの意識の高さを感じていましたが、その意識の高さは日本だけにとどまるものではなく、海外(イギリス)でも共通したものであることを、身をもって感じることができたことは、参加したからこそ体験できた「価値」であったと思います。
  • 企業訪問の際に、担当者のプレゼンを拝聴した後のクランフィールド生による活発な質問や、提案姿勢に同じMBA生として刺激を受けました。その後、訪問先企業の戦略について意見交換出来たことが有意義でした。また、私はお茶の文化についてプレゼンを行いましたが、後日にクランフィールド生から「大覚寺の抹茶体験の時にとても役立った」とコメントを貰い嬉しく感じました。一方、「日本のカレーはどこから来たの?ブッダがインドから日本に持ち込んだの?」といった予想外の質問を受けた際には、自国の文化や歴史について深い知識が必要だと痛感しました。英国研修が今から楽しみです。
  • 海外企業への訪問に興味を抱きRSTに参加しました。今回はお迎えする立場でしたが、まだ知り合って間もないメンバーが一丸となって、異文化コミュニケーションについて思い悩み、知恵を絞り、限られた時間の中でベストを尽くすことができたと思います。個人的には所属企業への研修の受け入れにも関わり、初の英語でのプレゼンに挑戦するなど貴重な経験をしました。2月の英国研修が楽しみです。
  • クランフィールドMBA生の積極的に自ら意見を表明する姿勢をみて、彼らは様々な事象(ビジネス以外の日常の物事も)と問題意識を常に結びつける思考ができているのだと、  自身の内省に繋がりました。RSTは、入学してすぐにケースプロジェクトメンバー以外と一気に親しくなれて、このネットワークは宝です。次の英国研修では積極的に発信できるように自分を磨きたいと思います。
  • この授業を通してMBA生が国境を越え、共通して持つ熱意・高い志・能力を実感することができました。たった数日の付き合いにも関わらずこれほどお互いに心を開くことができるのかとびっくりしましたが、MBA取得という共通の目標を抱える者同士、共感する部分があり分かり合えることができました。人生の中で忘れられない貴重な経験ができました。
  • 自分が目指した神戸大MBAとイギリスでもトップ5に名を連ねるCranfield大MBAの違いを見極めるため参加しました。グローバルな視点では彼らの方が上回っている感を受けましたが、将来の経営層を目指すという点では日英の差はなく、深い議論になることもしばしば。非常に有意義な体験でした。今回私は全体のリーダーを務めましたが神戸大MBA生の質の高さを改めて感じました。「私が決断するところ」、「メンバーに任せるところ」充分ではなかったかもしれませんが、今後のための良い訓練になったと思います。神戸大MBAでの学びを深めるためにも是非参加をお勧めします。
  • 2016年の6月、RST日本研修の訪問先企業の対応要員として、本件集に参加させていただきました。その際、神戸大学MBAの魅力を知りました。そして2年後、正式なMBA生として、クランフィールド生と交流し、充実した時間を過ごすことができました。特に、Welcome partyの企画では、同期の仲間たちがアイディアを出し、得意分野を生かしてFinal Bon-Dancingで素敵な会を仕上げました。Cranfield大の学生も日本文化を楽しんだようで絶賛されました。また、川崎ワールドの企業訪問は、普段あまり知らないモーターサイクルや造船などのビジネスを知り、貴重な経験ができました。そこでの気づきが多く、参加してよかったと思います。
  • 入学願書にRSTへの参加を志して早半年。メンバーと一つの「作品」を創り上げることの難しさ、セクションリーダーとしての力不足から自身の未熟さを痛感した経験は、今後会社での組織作りに携わるポジションに就いた際の糧にしていきたいと感じました。困った時、うまく立ち回れなかった時、いつもメンバーが解決に助け舟を出してくれ、支えていただきました。この経験は忘れることはないでしょう。Cranfield MBA生の姿に圧倒されたことも多かったですが、それに何としても応えようとしていた神戸MBA生は更に素晴らしいメンバーであると私が保証させていただきます。
  • 英語が極端に苦手な私ですが、苦手意識の克服とイギリスとCranfild大学の学生と交流の機会を持ちたくて参加しました。講義や交流会での経験はよい刺激になりました。言葉は中々通じませんでしたが、コミュニケーションが図れたことは私にとってささやかな一歩です。また、神戸大M1の皆さんの忙しい合間を縫っての準備、いろいろな困難にもめげずにやり切った姿、本番の交流会には本当に感動しました。参加してよかったと思います。
  • RSTへの参加の動機は海外の大学生との交流を持ちたかったからですが、振り返るとプレゼン班、パーティ班で活動するMBA同級生の姿に一番刺激を受けました。みんなでアイディアを出し合い、着実に出来上がっていく様は、まるで高校時代の文化祭を彷彿とさせ、チームビルディングの大切さを学ばせていただきました。
  • 今回のRSTの研修では、「グローバルで活躍できる人材になるため」の課題を明確にすることができました。そして、自分と同年代やさらに下の年齢でマネージャー職を経験しているCranfield生との交流は刺激になり、今後のモチベーションにも繋がりました。また、Cranfield生を迎えるにあたっての準備作業を通じて、一つのものを作り上げていくことの難しさを痛感しながらも、個性のあるメンバーと楽しく過ごせた時間はこの大学生活を振り返る時が来たときに貴重な経験になっているだろうと感じています。
  • 海外でMBAを目指す学生と話ができる貴重な機会であり、今回RSTに参加しました。クランフィールド大学の学生は、企業を辞めて学業に専念している学生が多く、新しいチャレンジをしたいという気持ちを持っていて大きな刺激を受けました。私は所属する企業でMBAの経験を活かしたいと考え、神戸大に入学しましたが、会社の中でも何か新しいことにチャレンジする気持ちを忘れないようにしたいと思います。
  • 企業訪問時のディスカッションで積極的かつ的確な発言をするクランフィールド生の姿勢には刺激を受けました。また私はウエルカムパーティーの準備班でしたが、事前の準備作業や当日の催しなど含めてチームとしての機能することの大切さを改めて実感しました。パーティはとても盛り上がりました!
  • クランフィールド生と昼食を食べながら「どうしてMBAにきたの?卒業したらどうなりたいの?」と言った話もしたりして、国や職業は違うけれど経営を学びたいという気持ちは同じだなと感じることができました。また、神戸大生は出会って2ヶ月とは思えない素晴らしいチームワークで、RSTに参加できて良かったなと思いました。
  • 就職して18年間、ひとつの会社にしか属していない自分にとって、他産業の企業訪問は非常に興味があり、このカリキュラムを受講することにしました。川崎重工さんに訪問しましたが、自社との相違点とともに共通点を感じることができ、自社への応用の是非について考える機会になりました。来年2月に本カリキュラムにてイギリスの企業に訪問しますが、その時に議論が深まるように、神戸大学で経営学を学び続けるとともに、自社のことについてもっと知ろうと思いました。おもてなしとしては、私はプレゼンを担当しました。お題が日本文化の紹介とのことでしたので、お気に入りのお寺について紹介しました。クランフィールド生に理解してもらえたかは分かりませんが、おもてなしの企画をする上で、神戸大の同級生と共同で進めるため、お互いのことをよく知ることができる良い機会だと感じました。毎週の鬼のようなレポートや難解なケースプロジェクトで忙しい中、リーダー陣を始め、皆様お疲れさまでした。
  • 海外で同じくMBAを目指す学生たちとの交流を楽しみにしていました。日本に来たときにどのように彼らを迎えようか、何を伝えようか、どうやって楽しんでもらおうか、準備からとてもワクワクしていました。実際に会ってみると、彼らは国籍だけでなく、境遇、考え方などが多様で、想像以上に刺激的でした。授業や企業訪問だけでなく、学ぶ理由や将来について話すことができたのがとても有意義でした。課題や授業に取り組む中での「MBAあるある」でも盛り上がり、世界中に共に学ぶ仲間が出来たことは、素晴らしい財産になると思います。
  • 今回の経験で、まず、5年前ロンドンの語学スクールに2週間の超短期留学した際に経験した言葉の障壁を今回も感じ、早速英語の勉強を始めるきっかけになりました。海外MBA生のみならず、国内MBA生の語学力も非常に刺激になり、普段英語を話す機会のない私にとっては、それだけでも意義の高い研修でした。企業訪問は残念ながら中止になりましたが、その分、リラックスして京都、奈良で交流ができ、お互いの情報交換ができました。海外の方から見た日本のイメージや文化に対する意識が確認でき、懇親会での交流を通じて、喜んでいただけたのが非常に印象的でした。
  • 担当のプレゼン班では、国籍豊かなクランフィールドMBAの学生に少しながら日本の文化を紹介し、長期海外生活からの本帰国後に祖国を知り・紹介することの重要性を痛感し、習い始めたばかりの茶道を体験してもらうという貴重な機会を得ることができました。MBAは欧米由来の学問ではありますが、そこに日本ならではの文化・歴史やおもてなしを融合することで、日本の商品やサービスは他国にはない日本発信の「お手前」として世界中に届けられるのだと思います。クランフィールド学生の喜ぶ顔や熱心に学ぶ姿を見て、グローバル化を推し進めながらも日本にしかない伝統や作法を大事にしていくことが、海外のエリート層と同じ土俵で勝負できる真のグローバル人材として、他国には真似できない独創的な価値の提供にも繋がるのだと再認識する機会となりました。また、神戸大MBA同期生と企画した今回の一大イベントの大成功ぶりは、最後に総員で踊った”BON-ODORI”の盛り上がりぶりが全てを物語っています!
  • 何より他国、グローバルを常に意識していることがプレゼンや会話の中でも多く感じられました。クラスが17ヶ国で構成されおり、多国籍なクラスに参加したかったため、わざわざインドからクランフィールドに入学したと言っていた生徒もいて、常に世界に目を向けている姿勢に感心しました。このグローバルの感覚は日本人に足りないものかと思いますし、これからの日本にとってはますます重要になるかと思いますので、改めてそれを認識するよい機会になったと思います。
  • 英語とは無縁の生活を送っておりますが、海外のMBAの方と、普段訪問できない企業と触れ合える機会があると聞き、思い切って参加してみました。来日したクランフィールド大学の皆さんはとても熱心に授業を聞き、歓迎会でも、企業訪問でも、京都観光でも、思った事を素直に話し、聞き、全力でぶつかって楽しんでおり、大いに刺激を受けました。最近頭でっかちな思考であった自分も、もっと素直に柔軟に物事を見直すそうと思うきっかけとなりました。
  • 全体として言えることは、こうでなければならないという頑固な考え方を捨てて、柔軟な頭脳と思考で、新しい市場と法律制度の中でフットワークを軽くし、さまざまな障害や問題と取り組み、これに対応することが重要であると感じた。研修全体としては、一部予定が変更となり残念であったが、講義やプレゼンの聴講、パーティでの意見交換を踏まえて、他国が何をキーワードとして事業経営をしているかを学ぶことができた。東南アジアの例、タイを起点に経済圏を作り、ひと・もの・金を活発に連携させていこう、経済圏を設定することで規模の経済を利かすことで物流の拡大、交流人口の増加につなげていこうという考え方はとても参考になった。2月の英国研修では、英国企業の経営戦略、方針、アクションプラン等を学ぶことで、自社の経営において参考となる推奨事項をまとめていきたい。
  • 自身は普段、英語を話す機会も少ない。けれど、多くの外国人が来日している昨今。それは、ビジネスにおいても無視できないことと感じ、英語ができないけど、この滅多にないチャンスに飛び込もうと思った。実際にCranfield学生を目の前にし、会話が通じないことが多かった。これも自身の立ち位置を知る良い機会になった。一方で、双方のプレゼン発表は、日本を知ってもらう為の神戸大MBA生のおもてなし、Cranfield学生の文化・志向を認知する為の発表と非常に興味深くもあり、感慨深い内容であった。

 

続いてクランフィールド大学からのレポートです。

Reflections from Japan – 2018

 

Reflections from the Exec MBAs

Cultural Visits

The entire Exec cohort had never been to Japan before, so being able to see and hear about some of the beautiful history first hand was really special. Learning about how Shintoism and Buddhism have been able to harmoniously exist side by side was so interesting. The temples and shrines were varied and all had personalities of their own – some high on mountains, others with rather tame wildlife – yet all stunning. One of the main highlights was visiting the temple to take Japanese tea. This was probably the cultural experience most enjoyed by our cohort! A wonderful insight into Japan…

Business Visits

It’s not often you can get an insider’s view into organisations and the Exec’s all really enjoyed the business visits organised for us. Panasonic gave us all fantastic leadership advice; Furuno allowed us an opportunity to hear about their challenges and for us to give our views; Sysmex presented a very warm welcome and an insight into high tech processes; Kawasaki shared an interesting history into their dominance in the bike market; Calbee an overview of their plans in Japan and the UK ? as well as sampling their delicious food!

All companies are very different, but overarching reflections from our group was how important ‘community’ and longevity is to each of the businesses. Reasonable profit to create a future for their employees and customers and this was something we all picked up on and valued.

Reflections from the FT- MBAs

Cultural Visit

Just like execs, it was the first visit for full time cohort as well. Some of us have been life long admirers of Japanese culture and grew up reading manga and watching anime. It was a dream come true to visit the country and observe the culture first hand. Visiting the temples and shrines and learning about the architecture (Kake-Zukuri etc) was definitely the cultural highlight of the trip. It was also interesting to witness that Japanese people are not only hardworking, they like to have fun and party hard too. We all enjoyed tasting some of the best foods in the World, overwhelmingly delighted and amazed.

Business Visit

During our visit to Sysmex we observed operational excellence and integration of technology and human skills which we learnt during our MBA modules. We were very impressed with their hospitality and warm welcome especially the gesture of hosting UK’s flag outside the building and waiting at the main gate to wave us good bye. We also noticed that in a bid to have efficiency, the companies have not replaced their employees, the technology is working side by side. Preserving the history and maintaining the values of the founders seem like a common theme for all the businesses we visited, for e.g. museum at Panasonic and Kawasaki, presentation from Furuno. We enjoyed learning about businesses and participating in the sessions specially with Furuno and Calbee which provided a great insight into their processes and future plans. The approach to management in Japan is striking. Employers look after their employees like a family and put their interest before profits; in return, the employees stay loyal and work with the same company for decades. Also, giving back to society is the primary goal of any business, profits come later. We all admired the spirit with which Japanese strive for high quality and providing the very best products to their customers. We are grateful to Kobe and Cranfield university for introducing us to Japan.

スナップ写真集