日本産業事情応用研究(RST2019)報告
【日程】2019年6月16日(日)~6月20日(木)
引率教員から一言
経営学研究科 准教授 中井正敏
本年の日本研修は、クランフィールド大学よりMBA生24名と引率リーダー1名、神戸大学MBA生30名の参加をえて、6月16日(日)から20日(木)までの日程で行われました。本年のクランフィールド大学学生の国籍は、英国のほか、フランス、ナイジェリア、南アフリカ、インド、タイ、中国、ロシアの計8か国、多彩な顔ぶれと異文化交流を図る機会となりました。研修は、例年同様、神戸大学教授陣による講義、クランフィールド大学、神戸大学双方のMBAによるプレゼンテーション、企業訪問の他、京都大覚寺での抹茶体験、奈良東大寺見学等の日本文化体験、また神戸MBA主催のウェルカムパーティでは、浴衣を着たり、能楽の鑑賞、折り紙、けん玉体験等で大いに盛り上がりました。双方が交流を深め、有意義な研修になってくれていれば幸いです。企業訪問にご協力をいただいた企業の方々をはじめ関係の皆様にも心より御礼申し上げます。以下、日本研修の概略、参加した神戸MBA生の熱いコメントをお届けします。
日本研修の概略
6月15日(土)
朝:クランフィールド大学一行関西空港到着
6月16日(日)
神戸大学キャンパスにて
午前:神戸大学教授陣による講義
- Jittima TONGURAI 教授「Firm Internationalization: Evidence from Japanese firms in the Greater Mekong Sub-region」
- 中村 絵理 准教授「Transaction Cost Theory and Organizational Structure」
午後:クランフィールドMBA・神戸MBAによるプレゼンテーション
神戸MBAよりは
- Opening & Introduction of Kobe MBA!
- The trend of business culture in Japan
- Japanese entertainment
- Introduction of Japanese traditional culture ‘NOU’
クランフィールド大学よりは
- British history and culture
- Brexit
- Financial services in the City (London financial hub)
がプレゼンされました。
夜は恒例の神戸大学MBA生主催のウェカムパーティー。その後2次会はこれまた恒例となったカラオケパーティー
6月17日(月)
午前:パナソニック(株)訪問 パナソニック・ミュージアム見学
午後:日本文化体験(京都大覚寺、伏見稲荷大社)
6月18日(火)
午前:神戸MBA OBの方が社長をされている(株)なんつね訪問
社長のプレゼンの後、工場見学。なんつね製品で牛肉のスライスのデモンストレーション。しゃぶしゃぶをご馳走になりました。
午後:日本文化体験(奈良東大寺見学)
6月19日(水)
午前:神戸大学にネスレ日本をお迎えしてプレゼン
午後:JR西日本 研修センター見学
夜:神戸大学経営学研究科主催のウェルカムレセプション
6月20日(木)
午前:川崎重工業(株)西神工場見学
社員食堂で昼食をご馳走になりました。
午後:クランフィールド大学一行は東京に移動
クランフィールド大学一行は、週末を東京で過ごした後、成田空港より帰国の途につきました。
ここからは、研修に参加した神戸MBA生からのコメントです。
神戸MBA生からのコメント
- 百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、私達の国とは違う文化、考え方に触れることができる貴重な機会だった。例えば、新神戸駅での新幹線の乗車場面、新幹線は発車までどのぐらい停車しているの?と聞かれ、私が1分ぐらいと答えたとき、そんなに時間がないの?と驚きの表情を浮かべられた。私達にとっての当たり前が彼らにとっての当たり前ではない。私達の国の電車の定時性は必ずしも受け入れられるものではないこと、逆に海外での交通サービスでは求められる要素ではないのではないかと考えるきっかけになった。
- RST 2019の6月の日本研修に参加しました。当初は入学直後の仕事との両立に慣れない時期にどうして飛び込んでしまったのだろうと思いましたが、結果として貴重な経験を得ることができました。お互いの経歴など背景情報が少ない中でもコミュニケーションはとれるもので、共通点や相違点など文化や風土の面から会話しながら様々な気付きがありました。英国の文化だけでなく、日本の文化にも新しい発見もあり、改めてダイバーシティやインクルージョンの貴重さや素晴らしさを実感することができました。社会人でありながらMBAを目指す高い志を持った仲間を得ることができ本当に良かったと思います。企業訪問もやはり実際に見学して体験することが大切で、授業で得られた知識を実践に落とし込むことが将来できればと考えるきっかけとなりました。今後入学されてから色々と迷っている皆さん、RSTに飛び込むことを是非おすすめしますよ!!神戸大学との仲間とも良い交流ができることも間違いありません!!
- 元々バックオフィス隊でしたが、プレゼン班になって良かったと思っています。なぜなら、人前で英語の発表をしたのは初めての機会であったので、自信と経験がついたと感じたからです。また、海外の人とコミュニケーションを取るうえで大事なことは英語で聞いて、話せることだけでなく、各々の国と地域で文化、宗教などによって価値観が異なることを理解することだと感じました。例えば、ある国では肉を食べないことが普通であることなど。日本では不思議と感じることは海外では普通、逆に日本で普通と考えていることが海外では不思議ということを念頭において、コミュニケーションを取る必要があると感じました。今後もこのような機会を積極的に持ち、いずれ海外で勤務ができたらと考えています。
- この度、RSTプログラムでのクランフィールド大学の学生の受入れが終わりました。特に感じたことは2点です。1点目は、他大学で、さらに海外大学の同じ経営を探求する学生と交流を深めることは非常に刺激になるということです。2点目は、神戸大学MBAに入学してから間もない時期に、RSTプログラムを受講し日本での受入れ準備を進める中で、受講者間の交流が深まり、今後のMBA生活に助けとなると感じたことです。もちろん、日本での企業訪問も勉強になりますし、2月に予定されているイギリス研修も非常に楽しみに思います。
- 海外でMBAを目指す学生と交流を深められることや海外企業を訪問できる貴重な機会を得られるため、本講義を受講しました。日常業務では英語でのコミュニケーションを取る機会は少なく苦手意識はありましたが、いざクランフィールド生と会うと笑顔かつフレンドリーに平易な言葉で話してくれました。短い期間でしたが、彼らが国籍や文化の違いを互いに理解しつつダイバーシティを認め合う環境であることにも刺激を受けました。さらに、彼らがMBAを志した理由や研修中の積極的な態度に接し、日頃は講義レポートに忙殺されていた私自身を改めて冷静に見つめ直すことができました。来年のイギリス研修および彼らと再会できることを楽しみにしています。
- 学んでいる場所は異なりますが、MBAで学ぶ同志として、なぜ志したのか、それぞれの業務においてどういった課題を見出しMBAの必要性を感じたのか等、意見交換を行うことで、改めて学ぶ意義を認識することが出来ました。また日本研修では京都嵐山や伏見稲荷神社を訪れましたが、皆さんが日本の文化や風景に感動されている姿が印象的で私自身改めて日本文化や自然の素晴らしさを再認識するいい機会になりました。
国を越えてMBAを通して繋がりを持てたこの機会を大切にしながら、次はイギリス研修で成長した姿を見せられるよう、今後の学びの励みに繋がっていく研修であったと感じます。 - もともと異文化交流も大好きで、イギリスにも数か月間だけでも学生で滞在した経験もありましたが、ビジネスの世界に身をおいてから、再度学生として刺激を受ける機会がどれほどあることか。是非神戸大学のMBA生の皆様または志している皆さんは、この機会を最大限活用することを願います。
クランフィールド大学の学生はフルタイムの若干若い層で既にチームワークができている生徒たちと、EMBAで今回初めて会うというような人たちが参加していました。様々な海外研修プログラムが提供されている中、日本は一番人気であり非常に強い好奇心と関心を持って参加されてる生徒さんばかりでした。また必ず「なぜMBA」かは聞かれますし、逆に聞いてみるとお互いの共通点や相手の目指す姿にいい影響を受けると思います。受け入れる側としてはプレッシャーかもしれませんが、国際色豊かな人達であり日本人の拙い英語でもきちんと理解しようという姿勢は随所にみられました。 - ウェルカムパーティやカラオケ(マイクを離さないほど大圧巻でした)、観光といった楽しい場面もありましたが、何よりも、イギリスで今何が起こっているかを生の声として聴くことができ、リアルビジネスを少しですが学べました。
参加を前向きに考えている方はまず、日本をよく知る(本当に意外な質問が来ます)、自分の仕事や業務について語り、どこを目指すのか当たり前ですが会話のきっかけにもなるので準備したほうがいいと思います。ロンドンは金融ビジネスとしてトップ3に入ります。今年は残念ながら参加者は居なかったのですが是非銀行や金融関係の方も参加されることをお勧めします。RSTの傍らに、ケースプロジェクトや課題が2本くらいあるハードな日々ですが、まさに学生!と久々に体験できる貴重な機会をいただきました。そして中井先生はギャングたちの子守本当にお疲れ様でした。 - 神戸大学のMBAコースには、英語で受ける授業や海外からの留学生がクラスにいないため、RSTは英語での受講や国際交流の貴重な機会でした。成長著しいメコン経済や取引コスト理論に関する神戸大学教授陣からの英語での講義は、普段のコア科目やその他の授業とは違った観点での学びがありました。また、クランフィールド大学からはBrexitやイギリスの株式市場に関するプレゼンがあり、日本の報道や書籍で知ることが難しいリアルな声を聴くことができ、理解が非常に深まりました。それ以外にも、休憩時間やパーティーなどでは、共通するバックグラウンドを持つクランフィールド大学の学生と、エネルギービジネスについての意見交換ができ、非常に有意義な経験をすることができました。
- 神戸大学MBA生との交流において大きな刺激を受けている毎日ですが、さらに海外のMBA生との交流を持つことができるこのRSTプログラムに興味を抱かずにはおれませんでした。初日、MBA生同士によるカルチャー紹介合戦は互いに趣向を凝らして盛り上がり、生田会館におけるWelcome Partyでは私にとっても初の能舞台鑑賞を行うことができました。翌日以降、企業研修には欲張って3日間参加しましたがクランフィールド大生の関心度の高さに圧倒されました。併せて京都・奈良の観光にも随行し、彼らを楽しませるにはどうしようかと考えていたらランチのタイミングを逃してしまうほどでした。英語コミュニケーションには自信のない私ですが、充実した日々を過ごすことができました。
- RSTは海外の仲間と英語で触れ合うことができる貴重な体験です。なかなか海外の人々と英語で会話する機会がない方はもちろん、仕事で海外とのやりとりがある方においても、非常に貴重な経験になると思います。私自身、仕事で海外の同僚やお客様とやりとりする機会はあるのですが、お互いにMBAという共通の目標をめざしている者同士でネットワークをつくることは、なかなか得られない機会です。実際に会話して彼らのMBAを目指すバックグラウンドや目標を聞くと非常に共感を受けることができました。会話した中の一人は、将来自分の会社を起こしたいと夢について語ってくれ本当に刺激を受けました。彼らは非常にオープンでリスペクトがあり、会話もはずみます。同じMBAの仲間と英語で授業を受けたり、プレゼンやイベント、そしてMBA卒業された先輩方の会社を訪問するなど盛りだくさんの内容で、すごく楽しい時間をすごせました。英国で彼らと再会する約束をしたので英国研修が今から楽しみです。MBAの限られた学生生活の中で貴重な体験となると思いますので、ぜひ機会の最大化して楽しんでください。
- 「私はMBAでエネルギーについて研究して、自分の国のビジネスを変えたい!」
クランフィールド生が語ってくれた野望の大きさに感嘆しました。世界は広いなーと改めて実感したのと同時に、同じMBA生として神戸で学べていることを誇りに思える機会でした。世界のMBA生相手に「自分も負けてられないな」と、ライバル心を抱ける絶好のチャンスです。ぜひ!
※正直英語はまったく自信がありませんでした。なんとかなります。 - クランフィールド大生との会話の中で、MBAを通じて起業やキャリアアップをするという強い想いを感じました。その想いはプレゼンに対する活発なディスカッションにおいても感じられ、モチベーションの高さに大変刺激を受けました。グローバルで活躍する人材に触れることができ、自身を見つめ直す良いきっかけとなりました。ウェルカムパーティでは準備の段階から多くの神戸大MBA生と交流できる機会となりました。限られた時間の中で最大限良い形に仕上げようとする一人ひとりの姿勢に感動しました。RST研修での学びは今後の人生の糧となると確信しており、是非お勧めしたいです。
- ウェルカムパーティでのパーティー班となりました。
MBA講座がスタートして間もない時期に、学生同士でクランフィールド大からの学生を歓迎しもてなすという大きなプロジェクトを任されます。まだお互い知らない同志が互いにコミュニケーションを図りながら、いかにチームビルディングをし、それぞれにリーダーシップを発揮してプロジェクトの成功へと導いていくか、リアルな組織開発を学習する場になりました。能楽の披露の他、各チームに分かれて一人一人に日本文化を体験して頂き、パーティーの終わりには「高砂」を能楽師さんの指導の下で大合唱したりと、クランフィールド大の方々ともチームとしての一体感を味わうことができました - クランフィールド大学MBA生はイギリスだけでなく、様々な国から経営学を学ぶ人が集まっています。たまたま、初日、私のとなりに座られた方はインドから来られている女性のエンジニアで、将来はインドのバンガロールで働くためにイギリスまで渡り、MBAを学んでいるとのことで、戦略論、会計論、いろいろな分野に見識があり、意識の高さに驚きましました。
- イギリスのEU離脱に関する発表がありましたが、労働、経済など複数の観点からの影響を整理しており、この点は大変参考になった。EU離脱についてはイギリスの国内経済・政治への影響だけでなく、日本への影響なども含めもっと生徒同士で議論したかったです。
※観光や企業訪問、レクレーション的なもの(特にカラオケ・・)はもう少し少なめにして、MBAらしくこうした経済や経営に関する議論や討論を行う時間も増やした方がよいと感じました。 - イギリス訪問時は、イギリスや欧州からアジア(中国、日本)はどのようにみられているのか、経済圏としてどのように捉えられているのか、また、日系企業はどのように理解されているのか、そのあたりをしっかり勉強・確認してきたいです。また、自社へ取り込めるエッセンスを少しでもつかめればと考えます。
- イギリスのEU離脱に関する発表がありましたが、労働、経済など複数の観点からの影響を整理しており、この点は大変参考になった。EU離脱についてはイギリスの国内経済・政治への影響だけでなく、日本への影響なども含めもっと生徒同士で議論したかったです。
- 6月のクランフィールド大の学生との交流を経験し、これまで神戸大学M1のクラスメートの点だけだったMBA学生のつながりが、一気に海を越え、英国の若き学生と線でつながったような気がしました。クランフィールド大は英国でも屈指のMBAであることを初めて知りましたが、それに肩を並べる大学で自分も経営学を学んでいること、そして世界中のMBAで多数の学生が経営学を学んでいることを実感することが出来、非常に刺激を受けました。また、日本を代表する企業の素晴らしい工場を見学してもらえたこと、京都・奈良の名所をいいお天気の中で楽しんでもらえたことも嬉しく感じました。
- 私がRSTに参加しようと思ったのは、オリエンテーション時の紹介に感銘を受けたからでした。前年メンバーが仲良く、大変充実した表情の写真を見たとき、素直に参加したいと感じたのと、海外のMBAの方々と知り合いになりたいと思い、英語は苦手でしたが申込開始早々に応募しました。日本研修ではプレゼンを担当しました。私は英語が苦手でしたが、同じ班のメンバーと協力し、発表資料を作りながら交流を深めることが出来ました。またクランフィールドMBA生のプレゼンや交流を通じて、文化や考え方の違いも認識でき大変意義のある日本研修となりました。苦手な英語を克服して、2月の英国研修ではもっとコミュニケーションを取れるように頑張ろうと思いが強くなりました。
- RST初日のクランフィールド大との合同講義からウェルカムパーティ、そして企業訪問同行と、怒涛のような一週間でした。その準備のためにまだMBA生活に慣れていない時期から皆さんで取り組み、プレゼンとパーティーを成し遂げたという点で本当に皆さんの連帯感が生まれたと感じましたし、私も本当に神戸大MBAの一員になれたと実感を持ちました。クランフィールドの皆さんを歓迎しようという皆さんのおもてなしの心が一つになった良い一週間でした。体力的にはかなりしんどかったですが。
- 神戸MBA生、一丸となって受け入れるので、なんと言っても参加するメンバーと仲良くなれます。できるだけ多くの日程に参加するのがおススメで、特に教室の外でのエフェクチュアルな状況でこそ、意外な一面に出会えたりするので、カラオケ、京都や奈良観光などに参加すると、より楽しめます。私は訪問受け入れ企業の1つであったため、木曜にはプレゼンも。準備こそ大変でしたが、活発な質問を受け、クランフィールド大生の熱心な姿勢、貪欲に何事かを吸収しようという熱意、ツアー後半でも疲れを感じさせないパワフルさに感動しました。
- 海外のMBA生ってどんな人たちなんだろ?という素朴な疑問からRSTに参加しました。参加してみるとMBA生の構成は老若男女様々なうえ国籍もバラバラで、神戸大MBA生と同じようにバックグラウンドが異なった人たちがともに頑張っていました。またクランフィールド大のMBA生も神戸大MBAと同じく「意識高い系」の人たちが多く高い志を持った人たちだったので些細なことでも濃いディスカッションをすることができ、いい刺激が得られました。個人でこのような機会を設定することはまず不可能だと思いますので、少しでもこのプログラムに興味があれば参加することを強くお勧めします!
- RSTに参加するにあたって、自身の英語力や医療業界の専門職である自分が参加して、海外のビジネスマンを相手に議論ができるのかなど、不安が多くありました。しかし、せっかくMBAに来たからには何でもチャレンジしてみたいと思い、参加を決めました。クランフィールド生は、皆熱量高く意欲的で、私の拙い英語でも熱心に話を聞いていただきました。普段そのような機会の少ない人ほど、海外の人と自分の考えをぶつけ合える、またとない機会であると思います。
- 私はイギリスの国際戦略、企業戦略、文化に興味があるので、本プログラムに参加したいと思っていましたが、英会話が出来ない事が不安でした。しかし中井先生に相談したところ、周りの出来る人にくっ付いて居れば、何とかなるよと、言われたので、思い切って挑戦する事にしました。クランフィールド大学が来日するにあたり、我々日本側の学生が受け入れ準備をしました。プレゼンする部隊、パーティー部隊、カラオケ部隊等、前面に出る役割とは別に、英会話が出来ない私にもお役に立てるバックオフィス隊があり、そちらを志願しました。彼等と合同の講義当日は、理解出来ないところは、仲間が直ぐに助けてくれたお陰で、異文化の理解と交流が出来ました。私の様に、英会話で悩まれている方には、躊躇せず挑戦される事をおすすめします!
- 神戸大学MBAに入った後、このRSTがあることを知った。同じMBAを学ぶイギリスのクランフィールド大学の学生(とはいえ社会人)と会い、交流を深めることができること、また他社見学に行けることはきっと自分の力になるのではないかと思い、参加した。思った以上に大変だったこと、予想どおりだったこと、いろいろあったが、彼らと過ごした時間は私にいろいろなものを与えてくれたと思う。ただ残念なのは、勉強不足で彼らとの会話がどうしても薄いものになってしまったことである。よりMBAらしい質問、会話ができるまでの知識もなければ英語力も足りなかった。2月にイギリスに行くときまでにはもっと自分の力を高めて再度チャレンジしたいと思う。
- 他国のMBA生と交流ができることはもちろん、日本国内の企業訪問など、この講義を受講しなければ経験できないことばかりだった。私の勤務先は海外展開などはほとんどないため、語学力等に不安があったが、興味があり参加をすることにした。その中で、前述の経験はもちろん、神戸大学のMBA生の語学力等も目の当たりにし、自分自身より語学や、海外展開等への危機感を持つ機会となった。通常の講義だけでは得られない経験であった。
- クランフィールド大生との交流それ自体にとても意味のあるプログラムだと思います。本当に多様なバックグラウンドを持つもの同士でしたが、みんな気さくで、あっという間に打ちとけられました。経営学のことはもちろん、日本の文化に対する質問をかなりうけ、彼らの好奇心と積極的な姿勢に刺激を受けました。
神大生同士の交流としても非常に良い機会だと思います。神大生のチームワークは素晴らしく、うまく連携してクランフィールド大生をもてなすことができたと感じています。来年のイギリス訪問が楽しみになる、日本研修でした。 - 英国からクランフィールド大学MBA生を迎えてのRST、予想通りではありましたが、多種多様なOriginを持った方々との交流となりました。私の隣の席に座っていたフランス人男性は自分の仕事も絡め、英国での金融についてプレゼンをしてくれました。英語も我々にわかりやすいようにゆっくりと分かりやすく、非常に紳士的な出来るビジネスマン、でしたが、、、夜にカラオケに行くと店のジョッキを持ったまま店の外に出て行ってしまう始末。。。海外のビジネスマンの表も裏も垣間見ることの出来る貴重な経験となりました。