陸上交通政策に関する国際会議が2021年に神戸で開催
陸上交通政策に関する国際会議であるInternational Conference Series on Competition and Ownership in Land Passenger Transport(通称:Thredbo)の第17回大会が2021年、神戸で開催されることになりました。この会議の通称Thredboは、第1回大会が1989年にオーストラリアのThredboという小さな村で開催されたことに由来します。
隔年で開催されているこの学会では、陸上交通政策に関する専門家が、大学からだけではなく、行政・政府、交通事業者などからも集まり、会議期間中にわたって濃密な議論を行います。その特徴は、厳格なワークショップ形式にあります。多くの学会では、並行セッションが設けられ、参加者が関心のあるセッションを渡り歩くのに対して、この学会では、会議期間中は同じ部屋で同じメンバーと同じテーマについて議論をすることが求められます。本年8月末にシンガポールで開催された第16回大会では、8つのワークショップに別れて議論が行われ、会議の終わりに参加者全員に対して各ワークショップの議論の内容が報告されました。
この会議の日本からの参加者は神戸大学・経営学研究科の教員・院生・卒業生が多くを占めています。正司健一教授が1991年の第2回大会から断続的に、三古展弘教授が2009年の第11回大会から6回連続、水谷文俊教授が1993年の第3回大会に参加しています。今回のシンガポール大会では、経営学研究科に所属する唯一の参加者であった三古展弘教授が次回開催地受諾の挨拶を行いました。
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