神戸大学MBA

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2012年度入学生オリエンテーションご報告

◇2012年度専門職大学院(MBAプログラム)入学ガイダンスのご報告

神戸大学大学院経営学研究科専門職大学院(MBAプログラム)は、今年は73名の新入学生を迎えました。未だ肌寒さの残る3月24日(土)、本館306教室にて入学オリエンテーションが行われました。オリエンテーションは2部構成で、第I部では加護野忠男論文賞の選考結果と表彰式が行われ、第Ⅱ部では履修ガイダンス、教務上の事務手続きの説明、研究科の関連組織の入会案内、また、場所を「さくら」に移しウェルカムパーティが行われました。

本年度の加護野忠男論文賞の受賞者は下記の方々で、第I部で表彰式と研究発表が行われました。  

加護野忠男前神戸大学経営学研究科教授の講評によりますと、例年、外部審査員と喧々諤々(けんけんがくがく)の議論の末に受賞者が決まるのを常としていますが、今年度は審査委員による審査結果がほぼ一致し、すんなりと金・銀・銅の各賞受賞者が決まったとのことでした。いずれも職場における問題意識を学術論文に結実させた優れた論文であることが強調されました。奥さまやお子さんを連れて式典に参加された方も居られ、ご夫婦で喜びを分かち合うなど、とてもアットホームな表彰式となりました。立派な論文を書きあげた三氏に敬意を表します。


第Ⅱ部では、冒頭に研究科長の水谷文俊教授による新入生歓迎の挨拶がありました。神戸大学MBAに対する社会からの期待の高さ、仕事とMBAの両立を図るべくこれからは時間管理が重要であることなどを話され、研究科スタッフも惜しみなく応援しますのでともに頑張りましょう、と激励されました。

続いて前MBA教務委員代行の南知惠子教授より具体的な履修方法のガイダンスが行われました。その際、MBAプログラムにおける教員と学生の関係は、サービスの提供者とその受け手という関係ではなく、学習と研究を通じてともに向上していく同志であることが強調されました。


本学MBAの特色としてプロジェクト研究方式を挙げることができます。与えられた課題にグループで取り組む「ケースプロジェクト研究」および各自テーマを設定してプロジェクトに取り組む「テーマプロジェクト研究」の2つの授業があります。これら2つのプロジェクト研究の概要について、担当の三品和広教授より詳細説明が行われました。MBA学位論文は個々人の取り組みですが、プロジェクト研究はチームワークです。1チーム6人前後で構成された新入学生は早速に名刺交換を行い、チームビルディングを開始しました。


本学MBAのもう一つの特色はゼミに所属し、専門職学位論文を執筆することです。ゼミを担当する現代経営学演習担当者たちの自己紹介が行われました。今年度は、経営管理・経営行動科学の金井壽宏教授、マーケティング・流通システムの高嶋克義教授、ファイナンス・金融システムの藤原賢哉教授、イノベーション・技術管理の原拓志教授、マーケティング・消費者行動の南知惠子教授が担当となります。ゼミ担当者としての抱負や新入学生に対する期待とともに専門領域の紹介が行われました。


本学には様々な国際交流協定に基づく留学の制度や事業がありますが、なかでもMBAの国際交流事業として、「日英産業事情応用研究」の講義を通じた英国クランフィールド大学との国際交流があります。担当者である波田芳治講師、中井正敏講師による科目の受講内容の説明に加え、昨年参加した修了生による交流体験が披露されました。クランフィールド大学の学生の受け入れに際し日本的な文化に触れてもらうイベントに知恵を出し合い喜んでもらうことの楽しさや、クランフィールド大学でのプレゼンテーション、企業訪問や懇親の様子など画像をまじえて充実した内容についての発表が行われました。

香月教務係長による事務手続きに関する説明の後、昨年度の修了生の木村亘志さんと高杉康成さんが登場し、コースワーク、プロジェクト研究、論文執筆における充実した経験を披露するとともに新入学生にエールを送りました。その後、経営学研究科の関連組織についての説明および入会案内の説明に移りました。本研究科とともに、経済学研究科、経済経営研究所および国際協力研究科により構成される「経済経営学会」があり、『国民経済雑誌』を発行していますが、この学会について編集委員の堀口真司准教授より説明が行われました。さらに、経営学研究科のNPO法人「現代経営学研究所」の組織と活動内容について、理事の三矢裕教授より、ワークショップや会誌『ビジネスインサイト』、産学連携の事業内容が説明され、入会案内が行われました。

その後、大学生協レストラン「さくら」に場所を移して立食形式のウェルカムパーティが行われました。金井壽宏前経営学研究科長による挨拶、波田芳治講師による乾杯発声の後、参加者全員で交流と親睦が深められました。途中、MBAの同窓会組織「MBAカフェ」副会長の山口博史さんらによるご挨拶と組織案内をはさみ、最後に研究科長の水谷文俊教授の中締めの挨拶で、全てのプログラムを滞りなく終了しました。 

(文責)上林憲雄