神戸大学MBA

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◇ 2005年度入学生オリエンテーションのご報告
 

今年も専門職大学院に多くの新入学生を迎えました。それに先立ち、新学期が始まる直前の3月27日(日)にアカデミア館501教室において、神戸大学大学院経営学研究科専門職大学院(MBAプログラム)の入学ガイダンスがおこなわれました。午後1時に受付をスタートし、1時30分から5時30分まで、内容の詰まった刺激的なオリエンテーションとなりました。

午後1時30分より、まず桜井久勝研究科長の歓迎の挨拶に続き、2005年度にプロジェクト研究を担当する4名の教員のうち、加護野忠男教授、小川進教授、原拓志教授のスピーチが披露されました。

神戸大学のMBAプログラムは、プロジェクト研究とそれに続く演習指導を特徴としており、それらを通じてのリサーチに基づく教育(とアクション)を重視しています。先頭バッターの加護野教授は、興味あるエピソードをいくつも交えながら経営学の「おもしろさ」が伝わるスピーチをされました。続く、小川教授は、アメリカのPhdコースで学んだ体験談をベースに、睡眠時間を削る価値のある勉強の姿勢について語り、原教授は、自らの研究領域と関連付けながら指導したい内容について詳細に説明してくれました。一人あたりの持ち時間は、10分間と決めてあったのですが、3名とも予定時間をオーバーしての熱意あふれる話となり、この指導への意気込みは、新入生に伝わったものと思います。

そして、この文章を書いております今年度MBA教務委員の高嶋克義が、専門職大学院における修学ガイダンスをおこないました。(当日使いましたパワーポイント資料をPDFファイルでご覧ください。)30分という限られた時間でしたが、できるだけMBAプログラムでの修学プロセスが、どのようになるかをイメージできるように、1年目の最初から修了までのタイムテーブルで説明させてもらいました。

続いて、事務部門から福田亘教務係長が、事務手続きのガイダンスを周到におこない、そこで、いったん休憩をはさみました。

20分間の休憩の後に、イギリスのクランフィールド大学との共同プログラムである日本産業事情特殊研究の履修ガイドが、波田芳治講師よりなされました。このプログラムは、専門職大学院の1年目に希望者が、クランフィールド大学などを訪問するstudy tourです。

次いで、雑誌『ビジネス・インサイト』を発行している現代経営学研究所の理事長である谷武幸教授から、現代経営学研究所の紹介が行われ、「ビジネスインサイト」を購読する意義について説明が行われました。ぜひとも、これらの学習機会をどん欲に利用してもらいたいと願っています。

本学スタッフからのガイダンスのラストとして、この専門職大学院の校長ともいうべき専攻長の石井淳蔵教授から、初年度前期のプロジェクト実習の詳しい説明がなされました。MBAプログラムの基本ポリシーとなるresearch-based educationとプロジェクト方式による教育についての簡単な説明の後、プロジェクト実習の課題発表、所属ゼミの決定までのスケジュールについての簡潔で分かりやすい説明がありました。

そして、この日のクライマックスに、昨年度MBAプログラムを修了した2人の修了者によるすばらしいメッセージが披露されました。新入生にとって、もっとも有用な情報や助言は、MBAを無事修得した先輩の声です。

まず一人目の佐久間啓臣さんは、理工系の人間が経営学を学ぶ意味や苦労から話してくれました。今年も理工系の社会人院生が多くいますので、たいへん参考になったのではないでしょうか。また、出張続きで論文を思うように書けなかった苦悩の日々の話を、熱く語ったわけではありませんが、新入生の心に深く刻まれたようでした。他方で、これほどの高い問題意識と学習意欲を持った仲間達との出会いが、いかに貴重で楽しいものであるかを伝えて、ハードですが、その価値のある2年間の経験談を締めくくってくれました。 二人目の西小路千晶さんは、在学中のグループワークでの経験やそのグループでの研究成果を消費者行動研究学会で報告したことを話してくれました。「今は皆さん、笑ってらっしゃいますが、三時間しか寝られないんですよ。目の下のクマだって取れないんですよ。」と「厳しさ」の女性らしい表現に、会場に笑いがこぼれつつ、一同気を引き締めたことでしょう。そして、社会人院生としてのサバイバルには、時間と健康と身近な人間関係の3つの管理が重要であるとアドバイスを語ってくれました。

こうして、司会の加登豊教授の簡潔で要領を得たコメントをはさみながら、総勢12名のスピーチが行われ、予定時間を少しオーバーして、入学ガイダンスは終了しました。

そのあと、場所を変えてのウェルカム・パーティでは、社会人大学院の同窓会組織であるMBAカフェからのゲストも参加し、学生と教員、OBの皆さんの間で、そこかしこに歓談の輪が広がりました。そこには、これから始まる充実した価値ある日々への期待が満ちあふれているように感じられました。              

 
【式次第】   2005MBA_program.pdf(12KB)
【資料】   修学ガイダンス 2005MBA_guidance.pdf(28KB)
 
 
(文責 高嶋)