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研究スタッフが選ぶ、オススメ図書

会計学分野 准教授 蔵本一也

 
「レスター・ブラウン プラン B 4.0」人類文明を救うために
レスター・ブラウン著、ワールドウォッチジャパン(株)2010年6月発行
 

「ニューズウィーク」誌の気候とエネルギーに関する記事の中で「従来どおりのやり方は、この世界の終焉を意味するようになってきた」という一文がある。あまりにも極端な「終焉」という結論に驚く方は多いと思うが、今、世界では、森林伐採、土壌浸食、地下水位の低下、気温上昇などにより人類が困難な状況に陥ることは指摘されてきた。

ジョセフ・テインターは、著書「複雑な社会の崩壊」のなかで、文明は進化するにつれて、次第に複雑化し、最終的にはその複雑さに対応できなくなると述べている。地球温暖化緩和にむけて国際的合意が困難な状況において、本書は警鐘を鳴らしている。食糧問題から人口問題、水の問題により、世界は今後どうなるのであろうか?エネルギー革命により、排出削減する取組みの紹介をし、破滅を回避するプランを紹介している。

貧困問題を解決し、森林を修復し、80億人の食糧をいかに確保するか。新しい未来を築くための有効な提案が多くなされている。CSR(Corporate Social Responsibility)を研究され、国連ミレニアム開発目標などを学ばれている方にはお勧めの是非お読みいただきたい書籍です。

(Copyright © , 2011, 蔵本一也)