Home -> MBA Square -> eureka-> eureka EXPRESS 2006年9月28日号  
 
 
MBA Square
◇第17回シンポジウムのご案内
 

11 月 22 日(水)に第 17 回シンポジウムを開催致します。現代経営学研究所では、大阪商工会議所の国際会議ホールにおいて、年 1 回シンポジウムを開催しており、日本のビジネスが抱える切実な問題を取り上げることで、毎年多くのビジネスパーソンからご高評を賜っております。今年は 11 月 22 日(水) 13 時 30 分より、ゲストに、布野幸利氏(トヨタモーターノースアメリカ(株) 取締役会長兼CEO、米国トヨタ自動車販売(株) 取締役会長兼CEO、 トヨタ自動車(株) 専務取締役)、小田部正明氏 (テンプル大学 フォックス経営大学院 教授)、 門脇轟二氏(元本田技研工業(株) 地域執行役員兼 広州本田汽車有限公司総経理兼 中国総代表)をお迎えし、『日本から生まれるグローバル・スタンダード−先進企業の実践から学ぶ−』をテーマに討議を行います。なお、コーディネータは本研究科の加登豊が担当します。

ご案内・お申し込みはこちらよりご覧下さい。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


プログラム

日時: 2006年11月22日(水) 13:30 〜 19:30
場所: 大阪商工会議所7階 国際会議ホール

13:30 〜 13:40

開会挨拶

正司健一(神戸大学大学院経営学研究科長)

13:40 〜 14:10

問題提起

加登豊(神戸大学大学院経営学研究科 教授)

14:10 〜 15:10

基調講演1

布野幸利氏(トヨタモーターノースアメリカ(株) 取締役会長兼CEO、米国トヨタ自動車販売(株) 取締役会長兼CEO、トヨタ自動車(株) 専務取締役)

15:10 〜 16:10 基調講演2 小田部正明氏 (テンプル大学 フォックス経営大学院 教授)

16:10 〜 16:30

コーヒーブレイク

16:30 〜 17:40

パネルディスカッション 

コーディネータ: 加登豊(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
パネリスト:

布野幸利氏
小田部正明氏
門脇轟二氏(元本田技研工業(株) 地域執行役員兼  広州本田汽車有限公司総経理兼 中国総代表)

終了次第

神戸大学MBA論文賞授賞式

18:00 〜 19:30

カクテル・パーティ 大阪商工会議所6階 ニューコクサイ

 
入試情報
◇平成19年度MBA生募集のご案内

平成19年度神戸大学大学院経営学研究科の専門職大学院(社会人MBAプログラム)の募集要項が発表されました。われわれは日本のビジネス社会の中核となるプロフェッショナル(高度専門職業人)を育成するのにもっとも適切な方法は何かを常に考えています。日本の経営方式やビジネスの慣行の合理性と限界について正確な知識をもち、国際的に活躍できるビジネス・エリートを育成することを目的としています。また、多様な教育ニーズをもった人々の要求に応えることができる教育カリキュラムをご用意しております。
 
募集要項の詳細についてはこちらをご覧下さい。

 
MBA教育の実際
◇平成19年度専門職大学院プロジェクト研究担当者のご紹介

平成19年度専門職大学院プロジェクト研究担当者が決定しました。各担当教員から、現在関心のある研究、MBA生に期待すること、プロジェクト研究と現代経営学演習の進め方についてコメントを頂きました。

 

加登豊 教授
(1) 現在の関心のある研究
長年、新製品開発コストマネジメント、とりわけ、原価企画に関する研究に従事してきました。現在は、その延長線上で、組織間管理会計、グローバル組織マネジメント、環境管理会計、品質管理の研究にも従事しています。また、研究論文の執筆は行っていませんが、ベンチャー企業に対するさまざまな支援活動を行っています。
(2) MBA生に期待すること
管理者に必要とされている能力のうちで、日本の管理者が相対的に弱いのは、情報収集能力、問題発見能力、自己変革力、そしてコミュニケーション能力だと思います。在学中に、これらの能力に一層の磨きをかけ、将来の日本企業を支える人材へと成長してもらいたいと思っています。
(3) プロジェクト研究、現代経営学演習の進め方
裏づけとなる確かな情報の獲得、優れた論理構成力、卓越した着眼点、そして、自分の考え方を文章で表現できる力を論文作成を通じて高めていく方法をとります。「賢者は歴史(ここで歴史とは、これまで蓄積されてきた叡智を意味します)に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉の意味が本当に理解できるようにがんばりましょう。

 

金井壽宏 教授
(1) 現在関心のある研究
組織のなかの人間行動にまつわるテーマを長らく研究していますが、リーダーシップ、モティベーション、キャリアにとくに関心があります。なかでも、これらの問題を実践に結びつけること、変革との関連でみていくこと、MBAの議論のなかで、理論と現実をしっかり橋渡しすることをめざしています。
(2) MBA生に期待すること
もっとも深いレベルで理解することは、自分が変わることであり、自分の職場や会社を変えることです。ひとから成り立つシステムを理解する最良の方法はそれを変えてみようとすることだと最初に主張したのは、MITゆかりのK.レヴィンですが、そのスピリットに従い、実践に実際に使えるセオリーを発掘することを大切にしたいです。例えば、モティベーションでも、実際にそれが高まる出来事を直視するなかからのセオリー探しをめざしたいです。
(3) プロジェクト研究、現代経営学演習の進め方
徹底したフィールドリサーチを重視します。どのようなトピックについても、インタビューをしたり、観察したり、サーベイ(質問紙調査)をしたり、アクション・リサーチ(実際に変革を導入することにより、インパクトを記述する調査方法)に挑んだり、とにかく実際にデータを集めることから、実践的な知を、ゼミの場での議論を通じて深め高めていくことをめざします。

 

南知惠子 教授
(1) 現在関心のある研究
リレーションシップ・マーケティングと呼ばれる、B to B及び B to C関係における、顧客との関係性を志向する理論、手法を対象とする研究領域に関心があります。
(2) MBA生に期待すること
アカデミックなアプローチを学ぶことにより、これまでの経験とは異なる思考方法や分析視角を得て、問題を識別し、設定する能力を獲得されることを期待しています。
(3) プロジェクト研究と現代経営学演習の進め方
プロジェクト研究では、少人数のグループごとにテーマを設定し、実証的な研究プロジェクトを実施します。演習は、修士論文を作成するための指導・助言によって進めます。

 

原田勉 教授
この演習では、経営戦略、マーケティング、技術マネジメントなどの領域で、受講者が自ら関心のある問題を設定し、それに対する仮説構築・検証プロセスを重視します。研究の本質とは、「What's new and so what?」です。この問いかけを重視して、ゼミ生一人ひとりが格闘し、そしてピア・ディスカッションを通じて互いに刺激を受け合いながら学んでいけるようにしていきたいと思っています。私自身、技術革新、企業価値評価、経営戦略、マーケティングなど幅広い領域で関心を持っていますので、皆さんと議論する機会を楽しみにしています。

 

砂川伸幸 助教授
経営学研究科助教授の砂川(いさがわ)です。専門はファイナンスです。ファイナンスの領域は幅広いのですが、最近は企業価値評価と配当政策を追い求めています。神戸大学のMBAでは、「実践に適用できるように」理論を習得し研究を進めましょう。プロジェクト研究を担当するのは初めてです。進め方はflexibleに考えていきます。企業経営においても資本政策においてもflexibilityは価値があります。リアル・オプションですね。コーポレート・ファイナンス全般、企業価値評価、価値創造戦略、パフォーマンス評価、M&A、リアル・オプションと企業経営などを研究したい方に適しています。よろしくお願いします。