Home -> MBA Square -> eureka-> eureka EXPRESS 2015年7月2日号  
 
 
MBA教育の実際
◇平成28年度専門職大学院現代経営学演習担当者のご紹介

平成28年度専門職大学院現代経営学演習担当者が決定しました。各担当教員から、現在関心のある研究、MBA生に期待すること、現代経営学演習の進め方について紹介致します。

 

高嶋克義 教授
(1) 現在関心のある研究
BtoBマーケティング、営業改革、チャネル戦略、小売企業戦略などをメインとしてマーケティングと流通に関する研究を幅広く研究していますが、最近は、 小売企業におけるMD戦略についての研究に取り組んでいます。
(2) MBA生に期待すること
現代経営学演習では、専門職学位論文の作成指導を行います。ただし、論文を書くことが最終目標ではなく、論文を書きながら、各自が持っている問題意識を深掘りして、その問題を解決すること、そして、それを通じて問題の捉え方、考え方を習得することの2つが目標となります。また、各自の問題だけでなく、ゼミでの他人の報告やその議論を通じて、異なる領域の問題とも関連付けて、問題を一般化して解決する能力を身に付けてもらたいと思っています。
(3) 現代経営学演習の進め方
この演習では、論文作成を指導しながら、(1)個人の問題意識を深掘りすること、(2)問題の捉え方、仮説の立て方を学ぶこと、(3)質問票調査や事例分析などの方法について学ぶこと、という3つの課題に取り組んでいきます。

 

國部克彦 教授
(1) 現在関心のある研究
 ・新しいアカウンタビリティ概念に基づく会計実践と公共性の研究
 ・マテリアルフローコスト会計の開発・普及研究
 ・グリーンサプライチェーンの構築と制度化研究
(2) MBA生に期待すること
神戸大学MBAプログラムに入学されたならば、経営の最先端の領域で活躍できる実力を身に着けてほしいと思います。
(3) 現代経営学演習の進め方
1年次後期から演習(ゼミ)が始まりますが、最初は文献研究を中心にして、研究の幅を広げることを中心にします。古典から最先端の理論まで見通せる力をつけるように指導します。1年次の1月以降は修士論文執筆のためのプログラムを開始します。具体的な問題を設定して、解答を出すプロセスを学び、意義のある論文が書けるように指導します。

 

原田勉 教授
(1) 現在関心のある研究
イノベーションのマクロ経済的影響について、DSGE(dynamic stochastic general equilibrium)モデルで分析すること。
(2) MBA生に期待すること
面白い研究をして社内に持ち帰り、出世して経営者になること
(3) 現代経営学演習の進め方
修士論文の作成指導

 

音川和久 教授
(1) 現在関心のある研究
財務会計とファイナンスの領域にまたがる研究を行っています。現在の主な関心は、(1)貸借対照表や損益計算書をはじめとする財務会計の情報が証券市場参加者(投資家など)にどの様に利用されているのか、(2)財務会計の情報がその企業の将来業績に対してどの様なシグナルを発しているのかです。
(2) MBA生に期待すること
演習では、各自が日常業務の中で抱いた問題を取り上げ、その解決に向けて、それぞれの修士論文の作成に集中的に取り組んでもらいます。それに加えて、ゼミの仲間が取り組んでいる他の研究課題にも関心を持ち、ディスカッションへの積極的な参加を期待します。自分自身とは異なる課題について考えることは非常に有意義ですし、また大勢の視点から検討を加えることで、全員の修士論文が高品質であることを目指します。
(3) 現代経営学演習の進め方
(1)日常業務の中で抱いた問題を具体的な研究課題に落とし込むこと、(2)先行研究を渉猟し各自の研究の意義を明確にすること、(3)仮説を検証するために必要なデータを収集して分析を進めること、(4)論文を執筆することという、論文作成の各段階を着実に踏まえながら修士論文を完成させます。

 

鈴木竜太 教授
(1) 現在関心のある研究
職場における創意工夫や自己学習など積極的な行動のマネジメント
経営人材のキャリアマネジメントなど
(2) MBA生に期待すること
MBAは答えを教えてくれる場所ではありません。
答えを見つけるあるいは考えるために必要な力をつけるところです。
自分や仲間の問題意識に粘り強く取り組むことを期待します。
(3) 現代経営学演習の進め方
前半は、各自の問題意識を共有しながらMBA論文の研究計画書を作成します。
具体的には、組織行動論や経営組織論の基本と研究の進め方・方法論について、輪読などをしながら進めていく予定です。
後半には、各自の問題意識に基づく調査分析の結果を皆で議論しながら各自論文の完成に向かいます。
基本的には他のゼミ生の論文にも皆が関心を持ちながら進めていきたいと考えています。