Home -> MBA Square -> eureka-> eureka EXPRESS 2010年10月5日号  
 
 
MBA Square
◇第21回シンポジウムのご案内
 

11月28日(日)に第21回シンポジウムを開催致します。現代経営学研究所では、年1回シンポジウムを開催しており、日本の産業界が抱える切実な問題を取り上げることで、毎年多くのビジネスパーソンからご高評を賜っております。今年は11月28日(日)13時00分より、ゲストに、福井澄郎氏(関西テレビ放送 代表取締役社長)、滝田章氏(社団法人消費者関連専門家会議 理事長)、石井淳藏氏(流通科学大学学長 教授)をお迎えし、「グッド・レピュテーション企業の条件」をテーマに討議を行います。なお、このシンポジウムは本研究科の加登豊蔵本一也が企画しました。

ご案内・お申し込みはこちらよりご覧下さい。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


プログラム(予定)

  • 日時: 2010年11月28日(日)
        シンポジウム   13:00〜17:30
        懇親会       17:50〜19:30
  • 場所: 神戸大学 六甲台講堂
  • 主催: 現代経営学研究所、神戸大学大学院経営学研究科
    • 問題提起:  蔵本一也(神戸大学大学院経営学研究科 准教授)
    • 基調講演(1) 「関西テレビの取組」
              :福井澄郎氏(関西テレビ放送 代表取締役社長)
    • 基調講演(2) 「企業価値を高める消費者対応」
              :滝田章氏(社団法人消費者関連専門家会議 理事長)
    • パネルディスカッション 「グッド・レピュテーション企業の条件」
    • パネリスト:  福井澄郎氏(関西テレビ放送 代表取締役社長)
              滝田章氏(社団法人消費者関連専門家会議 理事長)
              石井淳藏氏(流通科学大学学長 教授)
              加登豊(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
    • 司会:    三矢裕(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
    • 懇親会 レストラン「さくら」(神戸大学 アカデミア館)

     
     
    ◇第72回ワークショップのご案内

    現代経営学研究所と神戸大学大学院経営学研究科の共催で定期的に開催する研究会がワークショップです。ご興味をお持ちの方は誰でもご参加頂けます。次回は12月5日(日)開催の第72回ワークショップ「企業研修の最前線:連ドラ型プログラムのススメ」です。

     
    入試情報
    ◇平成23年度MBA生募集のご案内

    平成23年度神戸大学大学院経営学研究科の専門職大学院(社会人MBAプログラム)の募集要項が発表されました。われわれは日本のビジネス社会の中核となるプロフェッショナル(高度専門職業人)を育成するのにもっとも適切な方法は何かを常に考えています。日本の経営方式やビジネスの慣行の合理性と限界について正確な知識をもち、国際的に活躍できるビジネス・エリートを育成することを目的としています。また、多様な教育ニーズをもった人々の要求に応えることができる教育カリキュラムをご用意しております。

    募集要項の詳細についてはこちらをご覧下さい。
     
    MBA教育の実際
    ◇平成23年度専門職大学院現代経営学演習担当者のご紹介

    平成23年度専門職大学院現代経営学演習担当者が決定しました。各担当教員から、現在関心のある研究、MBA生に期待すること、現代経営学演習の進め方について紹介致します。

     

    國部克彦 教授
    (1) 現在関心のある研究
    環境経営と会計の問題について実践的かつ理論的研究が中心です。「環境経営イノベーション」や「環境経営意思決定を支援する会計システム」について、共同研究プロジェクトを組んで、実施しています。環境管理会計の有力手法であるマテリアルフローコスト会計(MFCA)の技術開発にも取り組んでいます。CSR経営についても研究しており、グローバル経済の限界を克服する新しい統治システムにおけるCSRの役割も、重要なテーマです。さらに、最近はこれらの問題を公共性というより広い観点から纏め上げることに関心があります。
    (2) MBA生に期待すること
    大学というところは、学生に期待するところではなく、学生が大学に期待するところです。しかし、優れた大学は必ず学生の期待を裏切ります。なぜなら、大学に入る前に学生が抱いていた「期待」が、実はそれほど大切なものではないということを伝えることが、つまりもっと重要なことが他に存在していることを知らせることが、大学教育の使命だからです。そのように成長されることを、期待します。
    (3) 現代経営学演習の進め方
    学生の皆さんと会う前に進め方を決めることは、必ずしもよいこととは思いません。「演習」とは、学生の皆さんが研究という行為を実践するということで、それを指導するのが、指導教員の仕事です。したがって、皆さんがどのように研究されるのかが、進め方の大前提になります。
    まずはどのように研究を進めるべきかについて、最初に十分に討議をし尽くし、後は皆さんが自らの力で研究を進められるように指導します。

     

    黄りん 教授
    (1) 現在関心のある研究
    企業がいかに海外市場での売上を高め、利益を確保して競争優位を維持するのかという問題に関心を持っています。グローバル・ネットワーク化した企業と市場環境との相互作用という視点を重視しています。研究の関心は、日本企業に限らず、欧米企業、そして中国韓国企業にも広げています。
    (2) MBA生に期待すること
    目の前にある業務が国際ビジネスとは縁遠いと思うMBA生でも、グローバル・マーケティングに関する思考能力と分析能力を高めることをねらいとするこの演習を受けることで、視野を広げ、国際ビジネスの実践にチャレンジしてみたいとの姿勢に変わることを期待しています。 中国出身ということで中国市場のことしか学習しないのではありません。この演習を受講することで、グローバル・マーケティングと国際経営に関する幅広い知識を身につけ、日本企業の直面している経営課題を深く理解し、問題解決の能力を高めたい学生を希望しています。
    (3) 現代経営学演習の進め方
    国際ビジネスとグローバル競争を理解するための考え方と知識を体系的に学習しながら、実践指向的かつ双方向的に進めていきます。 一年次の段階でゼミ生の問題意識を明確にし、それぞれの関心に合わせて過去の研究蓄積を紹介します。また、統計分析の実習とケーススタディの方法に関する指導を行いながら、実証研究の仕方と論文の書き方を習得できるように指導します。 二年次では、各人の関心に合わせて、実践的なテーマにフォーカスを絞った専門職学位論文の研究について個別指導を進めていきます。

     

    松尾睦 教授
    (1) 現在関心のある研究
    マーケティングと組織論の境界領域で、個人や組織の学習メカニズムを探究することに関心があります。具体的には、1)営業担当者、看護師・医師、ITプロジェクトマネジャー、コンサルタント、教師などの顧客接点人材が、経験を通してどのように熟達するか、2)職場のリーダーが、いかにメンバーの成長を促しているか、3)営業部門や病院が組織としてどのように学習しているかについて研究しています。
    (2) MBA生に期待すること
    小手先の経営手法に惑わされることなく、大きな視点で深く物事を考えてください。MBAでは、既存の理論やモデルを自分に合った形にカスタマイズして使う力や、自分で自分を鍛える力を養ってほしいと思っています。
    (3) 現代経営学演習の進め方
    まず、皆さんの問題意識を基に5〜6名の小グループを作った上で、論文や書籍を読み、発表し、議論することで、問題意識や知見を深めます。その後、「データの収集→分析→発表→議論」というサイクルを繰り返して、各自の研究を進めていく予定です。

     

    與三野禎倫 准教授
    (1) 現在関心のある研究
    1-1.日本企業のM&Aによる国際市場への進出(Cross-Border M&A Transactions)と、財務困窮企業(Financially Distressed Firms)の救済M&Aの成否
    1-2.金融機関や証券アナリストの非財務情報の活用実態とディスクロージャー制度の拡充
    1-3.Stock Option, Stock Repurchase, Mezzanine Finance, および金融機関の資本規制等と企業財務戦略
    1-4.企業活動や資金調達の国際化に伴うリスクマネジメントと財務および知的資産等の非財務情報のディスクロージャー
    1-5.メインバンクやリレーションシップバンクおよびコーポレートガバナンスの特徴とデリバティブの活用を含んだリスクマネジメント
    1-6.わが国の内部統制の特徴と内部統制監査報告書の役割
    (2) MBA生に期待すること
    ゼミナール生の積極的な報告と参加が演習の基本となります。報告者は、資料(レジュメやプレゼンテーション資料)を演習の参加者に事前に配布してください。参加者は、授業時間までにその資料に目を通して演習に積極的に貢献することが期待されます。グループ討論では、割り当てられたコメンテータの報告と参加者との質疑応答を実施いたします。
    (3) 現代経営学演習の進め方
    1年次は、学位論文を書くための基礎的な訓練、問題意識の醸成を、2年次には、1-1〜1-6に関連した研究テーマに焦点を当てて、専門職学位論文の執筆を指導いたします。このとき、演習参加者は(2)の方針を重視することを期待いたします。

     

    鈴木竜太 准教授
    (1) 現在関心のある研究
    職場のマネジメントに関心を持っています。人が育つ職場、よい業績をあげる職場、お互いが尊重しあい助け合う職場、あるいは働きがいのある職場、職場を中心において組織行動の問題(職場を考える上で組織構造やHRM、リーダーシップ、個人のキャリア、組織と個人の関係、モティベーションなど)の問題にも関心を持っています。
    (2) MBA生に期待すること
    学位取得のためだけでなく、自分のキャリアにとっても、仕事にとっても、学術的にも実践的にも、意義のある論文を書いてほしいと思います。日頃気にしながら棚上げにしている問題に、腰を据えてじっくりとこだわりをもって取り組んでほしいと思います。
    (3) 現代経営学演習の進め方
    1年目は研究計画(研究の設計図)を立てることを目的に、研究の進め方や方法論などの研究技法習得を中心に進め、2年目からはゼミ内での議論を通して、研究をブラッシュアップし、修士論文を作成していく予定です。