Home -> MBA Square -> eureka-> eureka EXPRESS 2008年10月7日号  
 
 
MBA Square
◇第20回シンポジウムのご案内
 

11月29日(日)に第20回シンポジウムを開催致します。現代経営学研究所では、年1回シンポジウムを開催しており、日本の産業界が抱える切実な問題を取り上げることで、毎年多くのビジネスパーソンからご高評を賜っております。今年は11月29日(日)13時30分より、ゲストに、後藤 卓也 氏(花王株式会社 顧問)をお迎えし、「愚直の経営」をテーマに討議を行います。なお、コーディネータは本研究科の三品和広が担当します。

ご案内・お申し込みはこちらよりご覧下さい。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


プログラム(予定)
日時: 2009年11月29日(日)
    シンポジウム    13:30〜17:40
    カクテルパーティ 18:00〜19:30
場所: 神戸大学 六甲台講堂
主催: 現代経営学研究所、神戸大学大学院経営学研究科
パネリスト:後藤 卓也 氏(花王株式会社 顧問)
       加護野 忠男(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
コーディネータ:三品 和広(神戸大学大学院経営学研究科 教授)

 
 
◇第68回ワークショップのご案内

現代経営学研究所と神戸大学大学院経営学研究科の共催で定期的に開催する研究会がワークショップです。ご興味をお持ちの方は誰でもご参加頂けます。次回は12月6日(日)開催の第68回ワークショップ「CSR経営の最前線:企業が果たすべき責任とは何か」です。

 
入試情報
◇平成22年度MBA生募集のご案内

平成22年度神戸大学大学院経営学研究科の専門職大学院(社会人MBAプログラム)の募集要項が発表されました。われわれは日本のビジネス社会の中核となるプロフェッショナル(高度専門職業人)を育成するのにもっとも適切な方法は何かを常に考えています。日本の経営方式やビジネスの慣行の合理性と限界について正確な知識をもち、国際的に活躍できるビジネス・エリートを育成することを目的としています。また、多様な教育ニーズをもった人々の要求に応えることができる教育カリキュラムをご用意しております。

募集要項の詳細についてはこちらをご覧下さい。
 
MBA教育の実際
◇平成22年度専門職大学院現代経営学演習担当者のご紹介

平成22年度専門職大学院現代経営学演習担当者が決定しました。各担当教員から、現在関心のある研究、MBA生に期待すること、現代経営学演習の進め方について紹介致します。

 

原田勉 教授
(1) 現在関心のある研究
技術マネジメントやその経済学への応用に関心があります。技術マネジメントでは、確率管理という新たな視点から体系化していくことに関心があります。
(2) MBA生に期待すること
経営学の敷居は決して高いものではなく、MBA生といえども学術的な貢献は可能だと思っています。ゼミでは、修士論文の指導を中心にして、できれば国内の学術誌に投稿していただくことを期待しています。
(3) 現代経営学演習の進め方
一年目は、小グループでのプロジェクト研究、二年目は、修士論文執筆に向けた個人研究を行います。

 

平野光俊 教授
(1) 現在関心のある研究
大きく2つあります。ひとつは現代の環境においてこれまでの日本型人事管理はどのような進化を遂げたのかを、戦略や組織との補完性から明らかにすること。2つ目は雇用形態の多様化をうまくパフォーマンスに結びつける人材ポートフォリオを考えること。その中で日本型人事管理と人事部の役割の制度的叡智を検討しています。
(2) MBA生に期待すること
実務家が言う「理屈ばかりでやれるものじゃない」というその理屈を理論的に解き明かしていって欲しいと思います。経営実践としてのマネジメントと、学問としてのそれを架橋して、経営のプロフェッショナルの高みに踏み出してください。
(3) 現代経営学演習の進め方
現代経営学演習では一年次にゼミ生の問題意識に関連する論文を紹介しますので、それをレビューします。また統計分析を行えるように実習を行います。その過程で論文作成のための理論と方法を指導します。具体的には、仮説の立て方、調査設計や概念の操作化、実証の仕方、論文の書き 方について指導します。二年次では専門職学位論文の研究を、実務への展開を意識しながら進めていきます。

 

鈴木一水 准教授
(1) 現在関心のある研究
(1)人のやらない仕事をする、(2)依頼された仕事は断らない、という2つのポリシーのもと、次のようないろいろな研究をしています。
1. もともとは財務会計と課税所得計算の関係という、会計学主流から外れた地味な研究をやっており、今も続けています。
2. 上記1との関連で、納税者の税務計画の策定と実行、およびそれを予測する税務当局の対応といった事実関係の解明を、租税正義や倫理を振り回すことなく、客観的・実証的に分析するという、これまた税務会計業界ではマイナーな研究をしています。
3. 最近よく会計基準の国際的共通化が財務報告と税制の関係に及ぼす影響についての調査依頼があるので、これもやっています。
4. 企業の倒産処理における財務、税務および会計に関する調査研究および助言もやっています。最近また需要が増えそうな予感がしています。
5. 企業会計基準委員会で、引当金の会計基準の設定に携わっています。
(2) MBA生に期待すること
専門学校ではなく、れっきとした大学の大学院に入学するのですから、今すぐ役に立つ(そして、すぐ陳腐化する)ノウハウを身に着けるよりも、将来にわたって使える考え方や分析手法を習得し財産にしていただきたいと希望します。
(3) 現代経営学演習の進め方
企業経営では、まず企業の置かれた状況を正しく認識することが必要不可欠です。演習では、さまざまな財務指標から企業の置かれた状況とくに企業価値を客観的に把握するという基本方針の下、各自の関心を持つテーマを全員で検討し掘り下げていきたいと思います。具体的な進め方は、受講者の希望を聞いて決めます。

 

栗木契 准教授
(1) 現在関心のある研究
消費者とのコミュニケーションのなかで生まれる無形の価値を、企業がいかに活用しているかに関心を持っています。より具体的には「どうすればブランドの力を活用できるか」「企業ウェブサイトをどのようにマネジメントすればよいか」「市場の潜在性をうまくとらえた事業システムはどこが優れているか」の研究を行っています。
(2) MBA生に期待すること
組織で働く以上、時に応じて部門の利害を主張することも必要です。しかし、それにとらわれすぎると、事の本質を見失うことになりかねません。MBAでの学びでは、多様な背景をもったメンバーとぶつかり合い、理論や現象の最先端に触れ、自ら深く考え抜くことで、固くなりがちな発想のカラを打ち破って欲しいと願っています。
(3) 現代経営学演習の進め方
研究を進め、論文を仕上げていくプロセスでは、調査と分析、そして議論を繰り返すことが大切です。止まっていても何も始まりません。まず、手と足と口を動かすこと。そうすることで、頭のなかでモヤモヤとしていた課題が徐々にクリアになっていきます。演習は、小グループにおける討議を重視しながら進めます。

 

松尾貴巳 准教授
(1) 現在関心のある研究
管理会計の視点から、企業や政府組織、医療組織の業績管理、原価管理の問題を研究しています。とくに、管理会計システムの有効性について、導入プロセスの解明や導入成果の検証に関心をもっています。
(2) MBA生に期待すること
一見関係なさそうに見える他業界・企業の取り組み事例や、他の人の研究アプローチが思いのほか役に立つことがあります。関心・興味の幅を広げて勉強に取り組んでください。また、常に勉強・研究の成果をイメージしながら取り組まれることを期待しています。
(3) 現代経営学演習の進め方
1年次は、学位論文を書くための基礎的な訓練を行いながら、問題意識、研究課題の明確化をめざします。2年次には、各自のテーマにあわせて、専門職学位論文の執筆を指導します。他の人の研究内容にも関心をもってもらい、互いにたたき合いながら全員のレベルアップをめざします。