Home -> MBA Square -> eureka-> eureka EXPRESS 2008年10月7日号  
 
 
MBA Square
◇第19回シンポジウムのご案内
 

12月7日(日)に第19回シンポジウムを開催致します。現代経営学研究所では、年1回シンポジウムを開催しており、日本の産業界が抱える切実な問題を取り上げることで、毎年多くのビジネスパーソンからご高評を賜っております。今年は12月7日(日)13時30分より、ゲストに、井上礼之氏(ダイキン工業株式会社 代表取締役会長 兼 CEO)、山内雅喜氏(ヤマトロジスティクス株式会社 代表取締役社長)をお迎えし、『ビジネスシステム変革と変革型リーダーシップ―「基軸は人」を貫く経営―』をテーマに討議を行います。なお、コーディネータは本研究科の平野光俊が担当します。

ご案内・お申し込みはこちらよりご覧下さい。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


プログラム

日時: 2008年12月7日(日) 13:30〜17:40
場所: 神戸大学経営学研究科 本館102教室
主催: 現代経営学研究所、神戸大学経営学研究科

13:30 〜 13:40

開会挨拶

加登 豊(神戸大学大学院経営学研究科長 教授)

13:40 〜 14:10

問題提起

金井 壽宏(神戸大学大学院経営学研究科 教授)

14:10 〜 15:20

基調講演

井上 礼之氏(ダイキン工業株式会社 代表取締役会長 兼 CEO)

15:20 〜 15:40

コーヒーブレイク

15:40 〜 17:40

パネルディスカッション 

コーディネータ: 平野 光俊(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
パネリスト: 井上 礼之氏
山内 雅喜氏(ヤマトロジスティクス株式会社 代表取締役社長)
金井 壽宏

18:00 〜 19:30

カクテル・パーティ レストラン「さくら」(神戸大学アカデミア館)

 
 
◇マルチクライアント研究会「ベンチャーファイナンス実践塾」第I期塾生募集のご案内

現代経営学研究所 主催、神戸大学大学院経営学研究科 後援で「アントレプレナーとベンチャーキャピタリストのための『ベンチャーファイナンス実践塾』」を開催致します。本講義は、MBAのアントレプレナーファイナンスの講義や演習で提供されている内容を、3か月程度の短期間で習得できるようにプログラムを設定しています。基礎知識の習得(個別講義)と、実践へのフィードバックが可能となるように参加メンバー間での意見交換(グループ討議と全体討議)を組み合わせた研究会を行います。
・講師: 忽那憲治(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
・対象: アントレプレナー(御社のCFOを含む)、ベンチャーキャピタリスト

プログラムの詳細はこちらよりご覧いただけます。(PDF228KB)

 
◇「逸品」ものつくり経営塾 第II期参加企業募集のご案内

現代経営学研究所 主催による「『逸品』ものつくり経営塾(第II期)」参加企業を募集致します。本塾は、全員参加の全体会議と、テーマ別の実践力向上プロジェクトを結合した構成となっています。具体的には(1)問題認識、(2)問題点の整理、(3)問題の体系的理解、(4)プロジェクト別ガイドライン作成、(5)実践運用、(6)フィードバックというステップを通して新製品開発力の向上を目指します。
・代表者 加登豊 (神戸大学大学院経営学研究科 教授)

プログラムの詳細はこちらよりご覧いただけます。(PDF481KB)

 
入試情報
◇平成21年度MBA生募集のご案内

平成21年度神戸大学大学院経営学研究科の専門職大学院(社会人MBAプログラム)の募集要項が発表されました。われわれは日本のビジネス社会の中核となるプロフェッショナル(高度専門職業人)を育成するのにもっとも適切な方法は何かを常に考えています。日本の経営方式やビジネスの慣行の合理性と限界について正確な知識をもち、国際的に活躍できるビジネス・エリートを育成することを目的としています。また、多様な教育ニーズをもった人々の要求に応えることができる教育カリキュラムをご用意しております。
 
募集要項の詳細についてはこちらをご覧下さい。

 
MBA教育の実際
◇平成21年度専門職大学院現代経営学演習担当者のご紹介

平成21年度専門職大学院現代経営学演習担当者が決定しました。各担当教員から、現在関心のある研究、MBA生に期待すること、現代経営学演習の進め方について紹介致します。

 

桜井久勝 教授
(1) 現在関心のある研究
私が研究分野とする財務会計は、2つの視点からアプローチすることができます。ひとつは企業活動を財務数値の世界へ写し取る「会計情報の作成」に関する研究、いまひとつは作成・公表された財務諸表から経営戦略を分析・評価したり企業価値を判断する「会計情報の利用」に関する研究です。
(2) MBA生に期待すること
実務の中で関心をもっているテーマについて、ジャーナリスティックな説明や直感だけに頼るのではなく、背後にある基礎概念に裏付けられたロジックや、現実のデータの科学的な分析を駆使して、説得力のある解決策や提案を提示する力を身につけてください。
(3) 現代経営学演習の進め方
企業の財務情報を読む基礎的な訓練として、まずは3−4名でプロジェクトを組んでグループ研究を行います。そののち、各自の研究テーマの絞り込みから論文の具体的な書き方まで含めて、ゼミ内での研究成果のプレゼンテーションと議論を重ねつつ、専門職学位論文の完成をめざします。

 

小川進 教授
(1) 現在関心のある研究
現在の研究の関心は、消費者参加型の製品開発やユーザー企業主導の製品革新をどのようにメーカーの製品開発活動に活かしていくかというものです。
(2) MBA生に期待すること
MBAの皆さんには、最も重要だと感じている現場の問題は何かについて自分の力で考え抜くこと、現象の背後には多様な説明論理があることを受け入れ、多様な可能性の中から仮説をデータを使って忍耐強く検証していくことを期待しています。
(3) 現代経営学演習の進め方
演習は小グループをつくって、グループ内の相互学習を中心に進めます。現場における問題は自分が最も知っており、その答は本人の中にある。教員は学生のそうした問題解決を支援するというのが私の立場です。

 

上林憲雄 教授
(1) 現在関心のある研究
広くいえば、経営学の中でも人的資源管理・人事労務管理、経営組織、労使関係が研究テーマです。特に、日本企業の経営スタイルとその変化の方向性を、国際比較の視点から追究しています。現在最も関心を持っているテーマは、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」の日本的展開のあり方や、「2007年問題」として注目を集めた「技術・技能・ノウハウの継承」等のトピックスです。
(2) MBA生に期待すること
日々のビジネスの実態をよく知っている皆さんは、その現実が、客観的・相対的に見た場合にどのように捉えることができるかを理解することが困難な場合がままあります。大学院では、普段の実務とは異なった視点から物事をとらえる眼を磨き、論理的な議論を展開できるようになっていただきたいと考えています。
(3) 現代経営学演習の進め方
「日常を科学する」がゼミのモットーです。皆さんが実務的に日ごろ抱えておられる「問題」は、学問の世界ではどのように捉えられるでしょうか。そもそも、なぜそれが「問題」であるといえるのでしょうか。また、そのための一般的な処方箋は何で、その特定の問題にどのように具体的にアプローチしていけばいいでしょうか。なぜその解決策が有効であるといえるのでしょうか。これらについて、ゼミナールに参加する全員(MBA受講生以外にフェロー各氏、一般院生、若手教員等)で議論しながらゼミを進めていきたいと考えています。また、論文執筆が重要な位置づけとなる本学大学院では、考えたアイデアをうまく伝えるという作業も重要になってきます。したがって、どのように伝達すればいちばん効果的に伝えられるかについても、適宜指導していきたいと考えています。

 

高橋潔 教授
(1) 現在関心のある研究
経営組織のなかでの人の問題を、ミクロで心理学的な見方から研究しています。とくに、人事評価のあり方、仕事を通じてのモチベーションの高め方、リーダーシップを発揮するにあたっての上司と部下との相性の問題に関心をもっています。
(2) MBA生に期待すること
人の問題は、実務においてだれもが感じること、思うことがある一方で、理論的な整理がなかなかできにくいものです。身近な問題に、理論の光を当てながら、自分なりの考えを固めて、職場と組織に活かしてほしいと思っています。
(3) 現代経営学演習の進め方
テーマの近い少人数でプロジェクトを組むか、単独で研究を行います。テーマに関するプレゼンテーションとクラス内のディスカッションを通じて、論文作成のための理論と方法を教授します。サーベイ調査(定量研究)やケーススタディ・聞き取り調査(定性研究)を実施しながら、研究課題の明確化、調査の設計、概念の操作化、論文の書き方などについて指導します。

 

梶原武久 教授
(1) 現在関心のある研究
管理会計の観点から、日本企業のコスト・マネジメントや業績評価の問題を研究しています。最近は、特に、日本企業のコスト構造やコスト・ビヘイビアの分析、品質コスト・マネジメント、環境業績評価システムなどを研究しています。
(2) MBA生に期待すること
実務で直面する複雑な経営現象について、その背後にある基本原理や原則にまで遡って考え抜くことが大事だと思います。またMBAに来なければ出会うこともない多様なバックグラウンドをもつ学生同士、お互いにベンチマークとしながら切磋琢磨して欲しいと思います。
(3) 現代経営学演習の進め方
1年次には、グループ研究を行いながら、学位論文を書くための基礎的な訓練を行います。2年次には、各自のテーマにあわせて、専門職学位論文の執筆を指導します。