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2015年度入学生オリエンテーションご報告

date:2015-04-13

2015年度入学生オリエンテーションご報告

◇2015年度専門職大学院(MBAプログラム)入学ガイダンスのご報告

春の訪れととともに、神戸大学大学院経営学研究科専門職大学院(MBAプログラム)は、今年も新入学生をお迎えしました。桜のつぼみが膨らむ六甲台キャンパスでの入学ガイダンスについてご報告します。

2015年の神戸大学MBAプログラムの新入学生は72名です。3月28日(土)の入学ガイダンスは、本館306教室を会場に、二部構成で開催されました。第I部では加護野忠男論文賞の表彰式が、第II部ではMBAの授業の紹介が行われました。その後、アカデミア館「さくら」に会場を移してウェルカムパーティを開催しました。

2014年度の加護野忠男論文賞の受賞作は以下です。2014年度に提出された神戸大学専門職学位論文の頂点に立つ論文です。

  • 金賞:麻生 博也さん(原田勉ゼミ)「日本のバイオベンチャー企業は、創薬・新規治療開発の担い手となりうるか:成功に必要な条件と経営者プロファイルに関する研究」
  • 銀賞:上羽 健介さん(平野光俊ゼミ)「営業職のリーダーシップ持論の世代間継承に関する一考察−不動産企業A社における事例分析を通じて−」
  • 銅賞:柴田 曜さん(三矢裕ゼミ)「新規事業におけるリアル・オプションの活用方法の提案−投資の事後評価と戦略策定における簡易的利用について あるIT企業の導入事例に基づいて−」

第 I 部の表彰式では、日本の経営学の重鎮であり、神戸大学名誉教授の加護野忠男先生をはじめとする、審査員の先生方の講評の後、受賞者の方々に表彰状が手渡されました。加護野先生からは「受賞論文はどれもすばらしく、どこに出しても恥ずかしくない水準」「働きながら学ぶ神戸大学MBA生だからこそ、基本理論をしっかり学び、自分の足元を見つめ直すことが大切」とのメッセージをいただきました。さらにMBA新入学生の皆さんは、前年度の優秀論文のプレゼンテーションを聞くことで、これから取り組むべき研究課題や研究手法などに関する思いを膨らませたようでした。

第 I I 部では、冒頭に本学研究科長の國部克彦教授による新入生歓迎の挨拶がありました。神戸大学MBAプログラムで得られる長期的な効果、心がけて欲しい学びの姿勢などを話されました。続いて前MBA教務委員の黄磷教授より一年半のカリキュラムの流れ、神戸方式の教育(プロジェクト方式)および具体的な履修方法についてのガイダンスが行われました。

神戸大学のMBAプログラムでは、教育の方法としてプロジェクト方式を重視しています。このプロジェクト方式は神戸MBAの特色でもあります。与えられた課題にグループで取り組む「ケースプロジェクト研究」、そして自らテーマを設定してプロジェクトに取り組む「テーマプロジェクト研究」の2つの授業が1年次にあります。入学ガイダンスの日からチームビルディングを開始することの重要性が強調されました。

神戸大学MBAのもう一つの特色は現代経営学演習(ゼミ)に所属し、専門職学位論文を作成することです。今年度は、マーケティング論の黄磷教授と南知惠子教授、人的資源管理論上林憲雄教授、管理会計論の松尾貴巳教授、ファイナンス論の内田浩史教授が、現代経営学演習(ゼミ)の担当となります。入学ガイダンスでは担当教授による自己紹介と専門領域の紹介がなされました。

本学のMBAプログラムにはさまざまな国際交流協定に基づく留学の制度や事業があります。そのひとつの目玉ともいえるのが、英国クランフィールド大学への短期海外研修プログラムです。担当の中井正敏講師による講義内容の説明に加え、昨年度にこのプログラムに参加した学生からの実体験の披露が行われました。

事務手続きに関する説明は、香月義生教務係長が行いました。続いて、昨年度の修了生の庄巧郎さんと中田祐司さんがプロジェクト研究や講義科目での奮闘ぶり、そして、さまざまな困難を乗り越えるなかで学んだことについて語って下さいました。先輩が語るリアルなMBA生活に触れて、新入学生たちは身を引き締めると同時に、これからのMBA生活への期待を一層膨らませたようです。さらにMBA卒業生の同窓会組織であるMBA Cafe、神戸大学の「経済経営学会」、経営学研究科のNPO法人「現代経営学研究所」から、活動内容の紹介と入会案内が行われました。

一日終わりはウェルカムパーティ。参加者が交流と親睦を深める大切な時間です。研究科長の國部教授による挨拶の後、現代経営学演習(ゼミ)の担当教授らがゼミ指導の抱負や新入学生に対するアドバイスなどを語りました。話しが尽きぬなか、黄教授による中締めが行われました。

昨日までとは違う、新しい何かがここから始まる。そんな予感を感じさせる、楽しい一日でした。

(文責)栗木契