神戸大学MBA

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2016年度入学生オリエンテーションご報告

◇2016年度専門職大学院(MBAプログラム)入学ガイダンスのご報告

2016年の神戸大学MBAプログラムの新入学生は71名です。3月26日(土)の入学ガイダンスは、加護野忠男論文賞の表彰式、MBAの授業の紹介、ウェルカムパーティの三部構成で開催されました。

第一部で発表された2015年度の加護野忠男論文賞の受賞作は以下のとおりです。

  • 金賞:飯田 宏道さん(松嶋登ゼミ)
    「新興国ボリュームゾーン市場参入に向けた品質基準見直し時に直面する文化的コンフリクトへの対応に関する事例研究」
  • 銀賞:前田 健児さん(梶原武久ゼミ)
    「シェアードサービスの功罪と導入メカニズムの究明-知財シェアードサービス事例に基づく考察-」
  • 銅賞:舟木 俊治さん(畠田敬ゼミ)
    「リアル・オプション法による早期開発段階の医薬品事業価値評価―売上高営業利益率の改善-」

第一部の表彰式では、日本の経営学の重鎮であり、神戸大学名誉教授の加護野忠男先生をはじめとする、審査員の先生方の講評の後、受賞者の方々に表彰状が手渡されました。加護野先生からは「昨年までと比べると一段とよくなっている」との評価をいただきました。さらにMBA新入学生の皆さんは、前年度の優秀論文のプレゼンテーションを聞くことで、これから取り組むべき研究課題や研究手法などに関する思いを膨らませたようでした。

第二部では、冒頭に本学研究科長の鈴木一水教授による新入生歓迎の挨拶がありました。続いてMBA教務委員の三品より一年半のカリキュラムの流れ、神戸方式の教育(プロジェクト方式)および具体的な履修方法についてガイダンスを行いました。

神戸大学のMBAプログラムでは、教育の方法としてプロジェクト方式を重視しています。このプロジェクト方式は神戸MBAの特色でもあります。与えられた課題にグループで取り組む「ケースプロジェクト研究」、そして自らテーマを設定してプロジェクトに取り組む「テーマプロジェクト研究」の2つの授業が1年次にあります。

神戸大学MBAのもう一つの特色は現代経営学演習(ゼミ)に所属し、専門職学位論文を作成することです。今年度は、マーケティング論の髙嶋克義教授、人的資源管理論の鈴木竜太教授、環境会計論の國部克彦教授、財務会計論の音川和久教授、経営戦略論の原田勉教授が、現代経営学演習(ゼミ)の担当となります。

本学のMBAプログラムにはさまざまな国際交流協定に基づく留学の制度や事業があります。そのひとつの目玉ともいえるのが、英国クランフィールド大学への短期海外研修プログラムです。担当の中井正敏講師による講義内容の説明に加え、昨年度にこのプログラムに参加した学生たちから実体験の紹介が行われました。

事務手続きに関する説明は、川嶋教務係長が行いました。続いて、昨年度の修了生の鴨井幸造さんと井上香織さんがプロジェクト研究や講義科目での奮闘ぶり、そして、さまざまな困難を乗り越えるなかで学んだことについて語って下さいました。先輩が語るリアルなMBA生活に触れて、新入学生たちは身を引き締めると同時に、これからのMBA生活への期待を一層膨らませたようです。さらにMBA卒業生の同窓会組織であるMBA Cafe、神戸大学の「経済経営学会」、経営学研究科のNPO法人「現代経営学研究所」から、活動内容の紹介と入会案内が行われました。

一日終わりはウェルカムパーティ。参加者が交流と親睦を深める大切な時間です。MBA専攻長の栗木契教授による挨拶の後、新入学生のゼミを担当する國部教授らが学生生活に対するアドバイスなどを語りました。話しが尽きぬなか、研究科長の鈴木教授による中締めが行われました。

昨日までとは違う、新しい何かがここから始まる。そんな予感を感じさせる、楽しい一日でした。

(文責)三品和広