神戸大学MBA

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◇2010年度入学生オリエンテーションご報告
 

神戸大学大学院経営学研究科専門職大学院(MBAプログラム)は、今年は72名の新入学生を迎えました。新学期が始まる直前の3月27日(土)に本館306教室において、入学ガイダンスが行われました。ガイダンスは2部構成で、第I部では加護野忠男論文賞の選考結果と表彰式が行われました。第I I部では研究科長挨拶に始まり、履修ガイダンスと教員紹介からなる教務上のオリエンテーション、さらに研究科の関連組織の入会案内が行われました。

本年度の加護野忠男論文賞の受賞者は下記の方々で、第I部で表彰式と研究発表とが行われました。
金賞:芹川至史さん(原拓志ゼミ)「組織における安全に関する逸脱行為の常態化」
銀賞:安井 豪さん(平野光俊ゼミ)「企業内OFF-JTを通じた人的資本投資の有効性と課題」
銅賞:井上貴史さん(忽那憲治ゼミ)「金融機関における貸出手法の決定要因 −なぜ地域金融機関でリレーションシップバンキングが機能しないのか−」

第Ⅱ部は、新研究科長の金井壽宏教授による新入生歓迎の挨拶より始まりました。金井研究科長は、神戸大学MBAはまさに人生観が変わるほどの経験をもたらすものであると述べ、広い意味で学ぶことにおける意味について力説されました。続いて前MBA教務委員の小川進教授より、専門職大学院における修学ガイダンスが行われ、特色あるプログラムの説明と履修のしかたについての具体的な説明がされました。

本学MBAの特色としてプロジェクト研究方式を挙げることができます。与えられた課題にグループで取り組む「ケースプロジェクト研究」および各自テーマを設定してプロジェクトに取り組む「テーマプロジェクト研究」の2つの授業があります。これら2つのプロジェクト研究の概要について「ケースプロジェクト研究」の担当者である三品和広教授より詳細説明が行われました。ガイダンス開始時にグループ分けが既にされていて、グループ番号が振られているところに受講生は着席していますが、そのグループ番号がこれから履修する「ケースプロジェクト研究」でともにプロジェクトを行うグループだと知らされ、また今年度のプロジェクト課題も発表され、キックオフ・ミーティングの様相に、受講生も一層活気づきました。

神戸大学MBAのもう一つの特色はゼミに所属し、修士論文を執筆することですが、ゼミ担当となる、現代経営学演習担当者たちの自己紹介が行われました。今年度は、経営戦略・技術マネジメントの原田勉教授、経営組織・人的資源管理の平野光俊教授、財務会計・税務会計の鈴木一水准教授、マーケティング論の栗木契准教授、管理会計・経営管理システムの松尾貴巳准教授が担当となります。比較的若い布陣ですが、それぞれに第一線で活躍中の方々による専門のバランスがとれた演習担当となっています。

演習担当教員とMBA生との初顔合わせの場として、教員一人5分程度の簡単な自己紹介を予定していていましたが、ご自身のバックグラウンドと専門領域の紹介に加え、具体的なゼミ指導内容にも踏み込み、皆さん時間を超過して熱心に語り、歓迎の意を表しました。

本学には様々な国際交流協定に基づく留学の制度や事業がありますが、なかでもMBAの国際交流事業として、「日英産業事情応用研究」の講義を通じた英国クランフィールド大学との国際交流があります。担当者である波田芳治講師、中井正敏講師が登場し、波田講師による科目の受講内容の説明に加え、昨年参加された修了生達が実体験を話しました。クランフィールド大学でのプレゼン、企業訪問や懇親の様子など画像をまじえて充実した内容についての発表が行われました。

宮下教務係長による事務手続き上のガイダンスの後、経営学研究科の関連組織についての説明および入会案内の説明に移りました。本研究科とともに、経済学研究科、経済経営研究所および国際協力研究科により構成される「経済経営学会」があり、「国民経済雑誌」を発行していますが、この学会について編集委員の忽那憲治教授より説明が行われました。

また、経営学研究科のNPO法人である「現代経営学研究所」の組織と活動内容について、事務局長である三矢裕教授より、ワークショップなどのイベントの詳細内容が説明され、入会案内が行われました。最後に昨年度の修了生の島田裕道さん、本田民樹さんが登場し、MBA生活を振り返り、それぞれの授業、活動から学んだことを説得的に語り、これから修学するMBA生たちにエールを送り、修学ガイダンスを締めくくりました。 その後大学生協に場所を移し、ウェルカムパーティーが行われました。3月で任期を終える研究科長の加登豊教授による乾杯の発声でパーティーが始まり、その後MBAの同窓会組織である「MBAカフェ」のメンバー達がゴルフコンペなど活動内容の紹介や入会案内を行いました。立食パーティーでMBA生、教員それぞれが紹介しあい親睦を深めるなか、最後は金井新研究科長のメッセージで締めくくられ、ガイダンスはすべて終了となりました。

ガイダンス自体盛りだくさんの内容でしたが、主催者側の言葉の一つ一つに反応し、他の受講生とも積極的に打ち解ける姿が見られ、参加者の熱気が伝わる会となりました。MBAの一日がここから今始まったという、心地よい緊張感と期待感が溢れていました。これらのMBA修学生活が一人一人にとって実りあるものになるように祈りつつガイダンスのレポートを終えたいと思います。

 
【式次第】   2010MBA_program.pdf(72KB)
【資料】   Welcome to Kobe MBA Program! orientation_kanai.pdf(134KB)
修学ガイダンス orientation_ogawa.pdf(341KB)
 

(文責)南知恵子